性転換

エルフになって勇者と一緒に魔王を倒しに行く話4 6/18 微妙にリメイク

 ←『雁夜おじさんが勇者王を召喚して地球がやばい』復活しますた →エルフになって勇者と一緒に魔王を倒しに行く話 ※リメイク版
何ヶ月も前に書いた、『せっかくバーサーカー』や『Her name is Charis!!』に派生していく前のキャラクターや作風が詰まった試作品のようなSSです。原点みたいなものなので、「勘違いから生まれる周囲とのギャップ」「TS」の作風が上記2つに似ているのは致し方ないのです。「同じようなSSしか書けねえのかよ」と言われると……まあ、その、否定はできないのですがね!!
ビビッと続きのアイディアが天から舞い降りてきてくれたので、忘れないうちに続きを書いときます。はてさて、今度はいつに続きを書くことになるのか……。
せっかくバーサーカーはウェイバーサイドで引っかかってます。ウェイバーの成長を描きたい。でも書いたものを読んでも納得出来ない。まだ一押し欲しい。それが思いつけるまで頑張る。

エルフになって勇者と一緒に魔王を倒しに行く話1
エルフになって勇者と一緒に魔王を倒しに行く話2
エルフになって勇者と一緒に魔王を倒しに行く話3






エルフになって勇者と一緒に魔王を倒しに行く話4


第四幕 ファンタジー……それは最後のフロンティア




馬の手綱を握りしめ、握力に問題がないことを確かめる。つい先程まで体力も精神力も限界だったというのに、軍馬を操る身体には力が漲り、気分はこれまでにないほどに高揚している。
エルフの近くにいれば自然治癒力が高められるという伝承が真実であるのなら、そのエルフに背後から抱きつかれている俺の体力が回復するのも当然だ。絶世の美少女と肌を接していれば、興奮で精神力が回復するのはもはや男の性だろう。
伝説の勇者も、今の俺と同じような気持ちを抱いたのだろうか。伝説によると先代勇者は清廉潔白の理想の騎士であったと言われている。エルフとの二人きりの旅の最中、彼はこの悶々とした欲情をどうやって制御していたのか。

「勇者様、あなたは誠に男の中の男だったのですね……」
「な、何か、言いましたか?」
「いえ、何でもありません。エルフ様、馬の乗り心地はどうですか?」
「あ、あまり良くありません。馬に乗るのは初めてなので、こ、このように激しく揺れるものだとは、思いませんでした」

震える声でそう応えたエルフが、俺の腰に回した腕をさらにぎゅっと強める。怯えた様子からしてその言葉は本当のようだ。少女のような愛らしい仕草に心臓がドキリと高鳴る。
馬に乗ったことがない者など、よほどの貧民か馬を必要としない特殊な亜人族くらいしかいないが、このエルフはきっと後者なのだろう。エルフの世界では空を飛んだり瞬間的に場所を移動するような魔術があるのかもしれない。

「も、もう少し揺れを抑えることは出来ないのですか?」
「申し訳ありません。最近は首都近辺の道路を整備する余裕もないもので。悪露が続きますが今しばしご辛抱ください。ハァッ!」
「ひゃぁあっ!?」

眼前に見えた小岩を飛び越えるために馬の脇腹を踵で蹴れば、鍛えあげられた軍馬が蹄を鳴らして高く飛び上がる。途端、耳元で甲高い悲鳴が上がった。予想外に間の抜けたその悲鳴に、思わずクスリと笑みを漏らしてしまった。
涼し気な表情をしているものだからてっきり何事にも動じない性格をしているのかと思っていたが、見た目相応の女の子らしい反応も出来るようだ。

「……今度、激しい動きをする時は、事前に一言私に伝えて下さい。いいですね?」
「ぜ、善処致します」

細い腕がギリギリと腹部を締め付けてくる。細枝のようにか細いのに、まるで大蛇に捕まっているかのようだ。
それが俺に対する抗議なのだということは考えずともわかる。エルフの寿命は長いというが、子供っぽい仕草からして、このエルフは見た目とそれほど変わらない年齢の少女なのかもしれない。

しかし―――育つところはしっかりと育っているものだから、簡単に断定はできない。

まだ恐怖が引かないのか、エルフは相変わらず俺の背中に身体を押し付けている。首元にはふぅふぅと弾むような熱っぽい吐息が吹きかかり、背中で潰れた双球を介してとくとくと早鐘を打つ鼓動が感じられる。背に感じる柔肉の大きさは同年代(かどうかは定かではないが)の少女よりもだいぶ成熟している。
今の状況がいかに危ういものであるか、このエルフはこれっぽっちも理解していないに違いない。エルフは人間よりも高位の存在であるというが、もしかしたら人間が抱く邪な感情などとは縁がないのかもしれない。

我知らず熱を発しはじめた下半身から必死に意識を逸らし、操馬に集中する。精神鍛錬の要領で心を真っ白にすれば、冷却された思考が声を上げ始める。

なんとご無礼なことを考えているんだ、カーク・アールハント。相手はエルフ様だぞ。この世界を救う力を持つ救世主で、魔王を倒した暁にはセシアーヌ皇国の王妃になられるかもしれない高貴なお方だ。手を出すなど言語道断、邪な想いを心中に抱くことすら烏滸がましい。
身分を弁えろ、低級騎士よ。エルフと運命を共にするは、王に認められた勇者の役目だ。お前は使者として、彼女をクアム騎士団大隊長閣下の下に送り届けるのが使命だろう。

そうやって騎士の心が己を抑えようとするが、一方では別の声が囁きかけてくる。

よく考えてみろ、カーク。こんなにも美しい女を見て、クアムが天性の獣欲に抵抗できると思うのか?あの好色漢が、目の前のご馳走を我慢できると思うのか?一秒たりとも持ちこたえられないだろうよ。
お前は、世界を救ってくれるはずのエルフを、勇者とは名ばかりの最低な男の腕の中に突き落とそうとしている。そして、全滅必至の無謀な魔王討伐に付き合わせて、魔族の慰みモノに堕とそうとしているんだ。
涙と汚辱で穢されたエルフはきっとお前を死ぬほど恨むぞ。今度ばかりはいくら後悔しても遅い。
それでもいいのか、カーク―――

「いいわけないだろう……!」

閉じた口中で吐き捨て、手綱をぐいと持ち上げるように引っ張る。それに応じて馬が蹄を地に突き立てた。首都の正門まであと数分といったところで、馬は完全に歩みを止めた。
夜の帳が落ちた暗闇の世界では、頼れる光は向こうに見える正門の篝火と頭上の淡い月光、そして背中の儚い銀の輝きだけだ。

「……どうかしましたか?」

振り返れば、銀色の光を纏ったエルフと目が合う。こちらを見上げる大きな瞳は純真無垢そのものに澄み渡っていて、まるで磨きぬかれた鏡のようだ。
その鏡に、眉根を寄せて苦悩に歯噛みする男の顔が映る。なんと罪深い顔をしているのか。これでは、無念の内に死んでいった両親に顔向け出来ない。二度とあの悪夢を繰り返させないと誓った過去の自分を振り返ることが出来ない。
彼女を見下げていることすらいたたまれなくなり、逃げるように馬から降りて片膝をつく。突然の奇行に驚くエルフを見上げ、硬い声で切り出す。

「ここまでご足労頂いておきながら突然のご無礼をお許し下さい。ですが、勇者にお会い頂く前にどうしてもお耳に入れておきたいことがございます。御身にとって非常に重要なことです」
「……構いません。どうぞ、述べてください」

馬鞍に乗っていたエルフがスルリと眼前に滑り降りてくる。彼女も今代の勇者については気になっていたようだ。

「感謝致します。お話ししたいこととは、他でもない今代の勇者の資質についてです。
率直に申し上げまして、今代勇者―――騎士団大隊長閣下、サー・クアム・ガーガルランドは1000年前の先代勇者の足元にも及ばない男であるのは間違いありません。とても魔王討伐を遂行できる傑物とは思えません」
「なるほど。では、なぜそのような者が勇者に選ばれたのです?」

瞬時に返って来た核心をつく問いに、ぐっと喉が詰まる。この聡明なエルフは、勇者の資質を全否定されても驚かず、直ぐ様その原因を探ろうとしている。
理由を説明することは、1000年に及ぶ人間の怠惰をも教えることになる。救世主に愛想を尽かされるかもしれないと一瞬だけ不安になったが、この尊い少女を無駄死にから遠ざけられるのならむしろ好都合かもしれない。どうせ滅びる運命なら、美しいものはそのままにしておきたい。

「このセシアーヌ界は、大陸唯一の国家であるセシアーヌ皇国によって統治されております。この皇国の統治者にして象徴たるクォラ・ベレ・テレトス陛下は、1000年前に世界を救ったエルフと勇者の間に生まれた子供の子孫です。そしてサー・クアム・ガーガルランド騎士団大隊長閣下もまた、その子孫の一人です。ガーガルランド家は他の子孫の血筋を取り込み続けることで富と領土を拡大し、テレトス皇家に匹敵する財と権力を有しております。
奇しくも先代陛下は心労にご昏倒あそばされ、急遽15歳で即位されたクォラ陛下は経験不足です。ガーガルランド家には逆らえません。なし崩し的に勇者という栄えある称号を拝領“させた”騎士団大隊長閣下は、なけなしの首都防衛戦力である騎士団と亜人種の魔術師たちを引き連れて魔族の軍団に真っ向から切り込もうという腹づもりでおります。
騎士団も騎士団です。我々は、戦争も紛争も、それどころか演習すらろくに行なっておりません。だというのに、貴族で構成された騎士団は自分たちの力を過信しております。まるで自分たちは虎の子の戦力であると言わんばかりです。
そこへ御身が現れれば、間違いなく彼らは『神の助力を得た』と増長し、冷静な考えが出来なくなるでしょう」

長口上で乾いた口を唾を飲み込んで潤し、エルフを強く見上げる。神々しい月光すら背景の一つと化してしまう少女はあまりに清らかで、美しい。
やはり、彼女をクアムの下に送るわけにはいかない。

「低級騎士の身にありながら御忠言を申し上げることをご寛容ください。
私は、今回の勇者には御身と共に旅をする資格はないと断言致します。権力で他人を従わせることばかりに長けていて、剣の腕では平民出身の私にすら及びません。これでは、意味もなく御身を危険に晒すだけです。
もし可能であれば、どうかセシアーヌから御身の世界へとお逃げください。例え魔王の軍勢に全てを焼き払われようとも、御身を護れたのであれば一抹の救いはあります」

率直な想いだった。今さら勇者を変えることなど出来ないし、クアムに考えなおせと諭すことも出来ない。陛下にすら出来ないというのに、奴に嫌われている俺などに出来るわけがない。
ならば、ここは見て見ぬ振りをしよう。エルフなどやはり言い伝えに過ぎなかったと報告し、彼女を逃がすのだ。これほどまでに美しい存在を護れたというのなら、それはこの世界を犠牲にしたとしても惜しくない“勝利”に違いない。
俺の懇願を受け止めたエルフは、以前変わらぬ涼しげな表情を浮かべたまま何かを思案しているようだった。固唾を飲んで見守る中、彼女の耳元で妖精がキラキラと煌めき、ヒトには理解できない音域の声で何事か囁く。何かを相談しているのだろうか。
やがて、無情にもエルフの首がゆっくりと横に振られた。

「ご忠告はありがたいのですが、それは出来ません。私は勇者と共に魔王を倒さなくてはならないのです。それに、今の私には帰る場所はありません。私の世界に帰ることが出来るようになるのは、魔王を倒した後なのです」
「……そんな……!」

なんということだ。俺たちは自業自得によって最期を遂げるに飽きたらず、この世で最も美しい存在まで道連れにしようとしている。
愕然として言葉を失う俺の肩にそっと手が触れられる。柳のように細くしなやかな腕に視線を滑らせれば、優しげな微笑みに辿り着いた。初めて見るエルフの笑顔に勝手に心臓が高鳴る。

「安心してください。私も無駄死にをするつもりはありません。その役に立たない騎士団大隊長よりも適当な者を勇者に見繕えば良いのでしょう?」
「それは……確かに、そうでしょう。しかし、心当たりがおありなのですか?」

陛下以外に勇者を変えることが出来る者がいるとすれば、それはエルフ本人だろう。伝説の救世主の言葉であれば、大勢の者が耳を傾けるかもしれない。
だが、「では勇者に適任の人間は誰か?」と問われれば、答えようがない。勇者に相応しい騎士など、不抜けた貴族の次男三男ばかりの騎士団にはいない。かといって、騎士団の外から勇者に相応しい猛者を探し出すには猶予がない。この世界に来たばかりらしいエルフに知り合いがいるとは思えないし、俺にも心当たりはない。

「もちろん、ありますよ。広い視野を持ち、現実的な思考が出来て、剣の腕が冴えていて、他者を慮ることのできる心優しい騎士をよく知っています。
ところで、むらび―――じゃなかった、使者さん。よろしければ貴方のお名前を聞かせて頂けますか?」
「は、はい。首都西地区第29小隊隊長のカーク・アールハントと申します」
「そうですか。良い名前ですね。では、カーク」

エルフが再びにっこりと微笑む。今度の微笑みからは、なぜかとても薄ら寒いものを感じる。

「貴方を勇者に任命します。私と貴方の二人で、魔王討伐の旅をしましょう」
「―――は!?」



♀エルフサイド♀



「低級騎士の身にありながら御忠言を申し上げることをご寛容ください。
私は、今回の勇者には御身と共に旅をする資格はないと断言致します。権力で他人を従わせることばかりに長けていて、剣の腕では平民出身の私に及びません。これでは、意味もなく御身を危険に晒すだけです。
もし出来るのであれば、どうかセシアーヌから御身の世界へとお逃げください。例え魔王に全てを焼き払われようとも、御身を護れたのであれば一抹の救いはあります」

こいつ、生真面目だし、いい奴なんだなぁ。ガクガク馬を揺らしやがるから絞め殺してやろうかと思ったんだけど、勘弁してやろう。
さて、困ったことになった。こいつの言によると、今度の勇者は権力に物を言わせて勇者になったクソ野郎で、ろくに戦えないらしい。騎士団も使い物にはならないだろう、と。でもまあ、剣の腕がこいつ以上に凄い奴とかは想像出来ないんだけどな。飛んできた豪速球を弾くとか人間業じゃねーぞ。

「この男の言っていることは本当だ。今度の勇者は1000年前より質がだいぶ落ちている。死にたくなければ他の勇者を選ぶことだな。ああ、ちなみに言っておくと、魔王を倒さない限り元いた世界に帰ることはできんぞ。帰る気はさらさら無さそうだがな」

と、耳元で妖精(神)がニヤニヤしながら助言してくれました。なぜかこいつはこの状況を楽しんでいるようだ。神さまのくせに、ずいぶん責任感のない奴だ。世界がヤバイんじゃねーのかよ。
まあ、いいや。勇者候補ならもう見つけてある。

「ご忠告はありがたいのですが、それは出来ません。私は勇者と共に魔王を倒さなくてはならないのです。それに、今の私には帰る場所はありません。私の世界に帰ることが出来るようになるのは、魔王を倒した後なのです」
「……そんな……!」

そんな地球の終わりみたいな顔すんな、村人Aよ。俺は、元いた世界では絶対に実現できない超絶最高セレブライフを手に入れるために頑張るのであって、犬死にする気はこれっぽっちもナッシングなのだ。

「安心してください。私も無駄死にをするつもりはありません。その役に立たない騎士団大隊長よりも相応しい者を勇者に見繕えば良いのでしょう?」
「それは……確かに、そうでしょう。しかし、心当たりがおありなのですか?」
「もちろん、ありますよ。広い視野を持ち、現実的な思考が出来て、剣の腕が冴えていて、他者を慮ることのできる心優しい騎士をよく知っています。
ところで、むらび―――じゃなかった、使者さん。よろしければ貴方のお名前を聞かせて頂けますか?」
「は、はい。首都西地区第29小隊隊長のカーク・アールハントと申します」

村人Aあらため、カークだな。小隊長ってことはまあまあの地位なのかな?名前も、どこぞのエンタープライズ号の船長みたいじゃん。いいね、冒険には打って付けの名前だ。

「そうですか。良い名前ですね。では、カーク」

安心させてやるために、できるだけ優しそうな顔をしてやる。ふふふ、白羽の矢はお前に立ったのだよ、リア充君。お前にはこれから、俺のウハウハセレブライフ実現のために必死こいて働いてもらうぞ!

「貴方を勇者に任命します。私と貴方の二人で、魔王討伐の旅をしましょう」
「―――は!?」

まあ、頑張ってくれや!!
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~ Comment ~

1Get. 

おお、更新キタコレ!休み時間中失礼しておりますが、これで後三徹はイケるぜYEAAAA!!
今日で3徹目ですけどね!徹夜しすぎると、逆に眠れないって初めて知りました。

ところでこの似非エルフさんはかなりイイキャラしてるんですが、お隣の妖精さんは必ずしも必要でしょうか?
なんていうか、原作知識とかやたらと持ち出す作品もそうなんですけど、本来知りえない情報を得ることのできる立場っていうのはそれだけで凄まじいズルなんですよね。
主人公が様々な特権的な能力を保有しているのはいいのですけれど、どうもこの世界で生きていない印象というか、出来レースの中を安心して走ってる感じがして、そこだけは鼻につきました。

それだけの情報格差を利用して尚この世界の闇が根深いとなれば、それはそれで話は別なんですが。
でもやっぱり、私自身は転生チートの主人公も一つの世界の中で必死に生きるたった一人の人間であってほしいと思います。
TUEEEEは大好きなんですけど、安全な所から高みの見物決め込むようなTUEEEは好きじゃないです。
勘違いも、神の援助こみの力だと勘違いではなくてただの擦れ違いですから、それもあまり好みじゃないですね。

まぁ、なんだかんだ言って自分の好みにすぎないのですが、長々と失礼しました。

しかしながら楽しく読ませて頂きました。その内、自分も温めている作品を理想郷に投稿しようと思っています。
その時は主さんにも忌憚のない意見をいただければ思っております。それでは。

 

主人公がなかなか自分に正直で下手なのより好感もてますなあ
なんていうか妖精(仮)はゲームとかの取り扱い説明書(設定ストーリーなどあり)だと思って見ればいいのかな?ある程度の情報提供だけで直接手を出しはしないみたいですし

 

>お揚げ中毒者さん
さっそくのコメントありがとうございます!!あなたのコメントのおかげで続きのアイディアが舞い降りてきてくれたと言っても過言ではありません!もっとコメくれてもいいのよ!………調子に乗ってごめんね!!

なるほどなるほど。元いた場所とはまったく異なる世界に放り込まれた主人公が、たった一人の孤独な身でありながら、理不尽な世界相手に正面切ってぶつかっていく過程がお好きなのですね。まるで「ブリジットという名の少女」のような、歯を食いしばりながら障害に立ち向かっていく物語ですね。
僕も、そういう作風に挑戦するのも良いかもしれないとは思っています。キャラクターに優しくしすぎず、まるで獅子が子供を谷に突き落とすように敢えて悪条件に叩きこみ、そこから斜面に爪を立てて必死こいてよじ登らせるのも良いですね。
ううむ。しかし、このエルフのキャラだとそれは似合わないし、いっそのこと苦労するのは全部カークだけにして、エルフの方は一緒に苦労しているように見えて実は内心で飄々としている、というような物語にしてみようか……。方向性に悩みますね。

「妖精は必要?」というご意見なんですが、こいつは最終的にラスボスにでもしようかと思って登場させたキャラなので、後々に使い道はあると思うんです。ですから消してしまうのは勿体無いなと思ってます。
でもバックアップがあり過ぎると主人公のチート具合がハンパないので、「妖精はほとんど手助けしない。しても説明をしてくれるくらい」という扱いにしようかと思います。

同じ趣味嗜好を持つお揚げさんの作品であるのなら、どこへなりとも必ず馳せ参じましょうぞ!!投稿された際は、ぜひお教え下さいませませ!!

 

>名無し人生さん
自分の欲望に正直な主人公はブレることがないですから、とても書きやすいのです。書きやすい分、生き生きとしたキャラになってくれます。
妖精さんの扱いはそんな感じです。主人公たちへの介入は最低限で、ほとんどは一歩引いた観客のような目線で付き添い続けます。
当初の妖精(神)の設定は、「定期的に争いを起こさせて人口を減少させ、その過程を楽しむ無慈悲な神さま」というようなものでした。地球では人口が多いために頻繁に戦争を起こして人口を調節し、セシアーヌでは1000年に一度に魔王を登場させて人口を調節する。その際、ただ殺戮するだけではつまらないので、勇者とエルフをカウンターとして登場させて、ちょうどいいところで人口減少をストップさせ、その旅の過程を間近で見ながら楽しむ……という嫌な奴です。この設定をこれから使うかどうかは未定ですが、自分ではけっこう面白いのではないかと考えております。

 

思いついたアイディア

カークは地方の小さな貴族家出身。魔族に両親を領地ごと滅ぼされてから、アールハント家に仕えていた平民に育てられた。
現皇帝クォラが皇太子時代に地方観光のためにアールハント領を訪れた際に交流があり、知らない間柄ではない。そのため、騎士団にも何とか入れた。
幼い頃に両親を魔族に殺されたトラウマと憎しみから剣の腕を磨き続け、騎士団に入隊した。
クァムと剣試合で勝負し、勝ったことがある。これはガーガルランド家の権力によって無効試合とされた。

セシアーヌ皇国の大臣たちはエルフの伝説を眉唾ものだと見ており、騎士団は自分たちの力だけで魔族を打破できると信じている。

セシアーヌの宗教は「精霊教」が大部分を占めているが、「エルフ教」と呼ばれるエルフを信仰する宗教もある。カークをエルフ探求に行かせたのは、大臣の中にエルフ教徒のグループがいて、皇帝にエルフ探索を強く進言したため。騎士団は協力する意思を示さなかったため、クォラ皇帝自身がカークを指名し、聖禁林への立ち入りを命じさせた。

先代エルフもTS娘だった。各地の遺跡に日本語で愚痴や苦悩の呟きが記されているのを見て、複雑な思いになるイベントを何度か入れる。

エルフの名前は「トゥ」にする。英語の2(トゥー)からとった。ファンタジーっぽくていい。

主人公は、オナ中に呼び出されたという中途半端な形ではなく、ブリジットのように「死んで転生した」という状況に置く方が良いかもしれない。その方がTSヒロインとしてのハッピーエンドにしやすい。

 

ことごとく私好みの設定が詰め込まれていることに笑いました。
あと、個人的には妖精はいても良い様な。
他所から見ると自然と対話しているようにも見えるし(笑)
作者様の設定では中々えげつないキャラみたいですが(笑)
アールハントサイドで勇者が本当に勇者なことが分かった。
ただ、何だかんだでエルフに手を出していたかもしれないけど。
この作品の次回の更新も楽しみしています。

 

おお、中々良い感じの設定。俺得スギる。楽しみです。

あ、それと上手く伝わっていなかったようなので少しだけ訂正させていただきますと、
私は別にブリジットのような重い話にしたほうがいいというのではなくて、この主人公のノリには少し"熱"が足りないかなっと思っただけなのです。

こういう軽い感じの主人公でも、やっぱり「主人公」が一番輝く瞬間って言うのは「賭ける」時だと思うんです。
不確定な未来、不安定な情勢、勝算は高くとも、確約された勝利は無い。
そう言う状況下でも勝負に出て行く。そういう熱さが、リアリティと言うか、小説に厚みを持たせるためには必要なんだと思います。

私もこういう軽いノリの話は、気分よくスッキリ読めて好きです。
ただ、主人公が本当に傍観者と言うか、俯瞰的視点と言うか。
超越者の視点で物事を考えているタイプの俺TUEEE小説があまり好きではない、と言うことなんですね。
人間、不確定な未来を前に、不安を覚えない事なんてあり得ないですから。

明るく、楽観的で、打算的で且つタフなこの主人公だって、いきなり放り出された異世界で不安に思うことの方が多いはず。
それでも尚、明るく軽~いノリで異世界に新しい風を吹かすと言うのが、私としては理想であります。
押し付ける気はありませんが、世の中の名作と呼ばれる作品は商業・SS問わず、そうした葛藤の要素はあると思うのです。

それが、所謂"熱"だと思います。原作知識とか未来知識とかで流れ作業のようにイベントをこなすのでは、熱くなりようが無いですから。

逆説的に、主人公は楽観的思考に至る前に乗り越えた、自分の持つ恐怖や不安を作中で吐露しないといけないわけです。
それが説得力に繋がりますし、明暗のコントラストによってより主人公の明るさが際立ちます。
まぁそれだってやりすぎると、なんだかくどいし、「このような不安をこのような理由で乗り越えましたハイ終わり。」
では少々しらけますからね。まぁ楽観的でありながらも漠然とした不安や恐怖を抱えている、と言うくらいでよろしいのではないでしょうか?




・・・で!冒険も中盤に差し掛かり、気丈に振舞っていたエルフもふとホームシックだか何だか不安定な精神状態になる。
本当に自分は魔王を倒せるのか、元の世界の家族はどうなっているのか。
この世界で出会った人たちには良い人も悪い人も居たけど、自分とカークが負けたらその人たちはどうなるのか。
本当に自分は将来怠惰に暮らせる環境を手に入れられるのか・・・悪い事ばかり考えてしまう。

しかし、ふと気付くと様子のおかしいエルフをこっそり様子を伺っていたカークが居て。
何時に無く大きな背中についついカークによりかかってしまう・・・・。

・・・とかがちょぴっとあるとTSスキーの私としては大興奮なわけです!

・・・・長々と失礼しました。以上であります(汗)。

(・∀・) 

キタキタキタキタキタァァァ
長かった、この作品の更新を私は待っていたのだ。
主さんありがとう。
この先の展開が楽しみwww
絶対成金が騒ぐ。
そこをイケメソがtueeeeしちゃうんですねワカリマス。エルフさんの前なら誤魔化せない。( ´艸`)成金風情が自称勇者とか痛いwwwとなるはず。
まぁ外れるかもしれませんが。

主さんありがとう。大切なことなので二回言いました。

 

>ふぉるてっしもさん
なんだかんだでエルフに手を出しちゃいました、はい。
先代勇者は、伝説では「清廉かつ勇敢な青年騎士であった」とされていますが、エルフの残した日本語の資料で実はムッツリスケベだったことが明らかになったり……というイベントを入れようかと計画しております。
どうやらふぉるてっしもさんと僕の好みは似通っているようですね!お揚げ中毒者さんと悦さんと共に呑みに行きませうwww多いにTS論議を交わしませうwww

 

>お揚げ中毒者さん
いやあ、なんかもう、画面の前で「お前は俺かッ!」と叫んでしまいましたwww
主人公が脇目も振らずに突き進む時も、落ち込んでいる時も、必ず傍にいて支えてくれる。自分でも気付かない内に沈んだ表情をしていると、心配して声をかけてくれる。その優しさと暖かさに、初めてその人が自分にとってとても大事な存在なのだと悟る………うむ、良い!実に良いッ!!どきどきわくわくな展開ですね!!

やはり、主人公は現実世界に身を置いたままという設定はナシですね。中途半端な状態ではダメです。保険をなくし、全力で新しい世界にぶつけていきましょう。主人公は、「なんだか死んじゃったみたいだけど、こっちの世界で頑張ろう!」という天性のポジティブ人間という設定にします。

最初はあんまりマジメに考えていなかったけど、先代エルフが残した記述を読んだり、セシアーヌで親しい人間が増えたり、魔族に苦しめられる人々を間近で見たりすることで、段々苦悩や葛藤が生まれてくる。本当に自分なんかがエルフで良かったのかと妖精(神)に聞いても知らん顔をされる。
夜、焚き火の前で膝を抱いて座り込んでいると、カークがやけにテンションを高くして話しかけてくる。馴れない笑い話を必死に身振り手振りしながら語りだす。それが自分を元気づけるためのものだと察したエルフはクスリと微笑んでカークの肩に頭を預ける、と。
「そういえば、私には貴方がいたんでしたね」
「……ああ。俺はいつだって、トゥの傍にいるよ」
というような会話で、夜が更けていく……。

あれ?なんか予想以上に良くないかコレ?

 

>悦さん
ええっ!?悦さんそんなに待ってくれてたんですか!?Σ(゚д゚;)あ、ありがとうございます!!光栄です!!

成金は当然「自分が勇者だ!」と騒ぎますが、死にたくないエルフは強引に「お前クビ。大人しく首都守ってろ。俺はカークに決めたんだよ」と堂々と宣言する。成金は皇帝に食い下がるものの、エルフ相手には皇帝の威光も通用しない。若い皇帝は精一杯の勇気を振り絞って「朕はエルフ様のご意志を尊重する!何者もこの決定を覆すことは許さない!」と叫び、成金絶句。
しかし、そこで簡単に引き下がらないのが成金。こっそり夜襲を掛けてカークを殺そうと企むものの、「どうせこんなことになるんじゃないかと思った」と迎撃の準備を整えていたエルフとカークに返り討ちに遭い、情けないところを衆目に晒してしまう……。
このイベントはまだまだ練っている段階なので採用するかはわかりませんが、似たようなイベントを経て、エルフは自分の能力(勇者への補助)の使い方を理解し、カークもエルフと一緒なら魔王討伐も成功するかもしれないと自信を持ち始めるというキッカケを作りたいと思います。

続きは果たして何時になるかは本当に定かではないですが、精一杯頑張りますよ!!

 

思いついたアイディア2


先代勇者とエルフが辿った場所は今では聖地として各地に残っている。そこにはエルフ教の教会が建てられ、エルフが残した旅の記録の断片が保存されている。その記録に使われている言語、通称「エルフ文字」は最高位の学者やエルフ研究者が1000年の歳月を費やしても解読できないほどに難解。一つ一つの文字や文法が極めて複雑となっている。要するに日本語で書かれている。エルフにだけは読める。内容は、
「最近、俺を見る勇者の視線がなんだか怖い」
「魔王を倒せば元の世界で生き返れるらしい。頑張るぞ」
「日記書くのが面倒になってきた。あー腹減った。マック食べたい。風呂入りたい。エアコン懐かしい」
「水浴びしてたら勇者に覗かれた。こいつ最低だ。もう嫌だ。早く男に戻りたい!」
といった愚痴ばっかり。
しかし、後半になるに連れて日記の内容も変わっていく。
「今日は本当に死ぬかと思った。でも死ななかった。代わりに勇者が死にかけてる。スケベで気に喰わない奴だが、死なないで欲しい」
「魔王の砦まで後少しだ。危険な目に遭うことも多くなった。勇者が傷つくことも多くなった。一人にはなりたくない」
「今日は二人とも死にかけた。今は交代しながら睡眠をとって回復してる。この人の傍にいると安心する。私の勇者がこの人でよかった」
みたいにデレを見せ始める。そういう先代エルフが辿っていった変化を通して、主人公の気持ちが複雑になっていくようにしたいぉ( ^ω^)このSSは僕の妄想の集大成になろうとしているぉ( ^ω^)


先代エルフと区別するために、主人公はカークに対して、自分のことを「トゥ」と呼ばせることにする。本当の名前はいつか教えてやると言う。ついでに、恭しく接せられるのは気持ち悪いからということで素の口調で話すように言う。以下試作台詞↓
「私のことはトゥと呼んでください」
「トゥ、ですか?」
「私の世界で、『2』を表す言葉です。本当の名前はありますが、こちらの世界では発音が難しいので内緒にしておきます」
「は、はい。承知致しました」
「それと、その堅苦しい話し方もやめてください。息が詰まりそうです」
「し、しかし、それは……」
「私はこの世界でたった一人の孤独なエルフです。出来れば、対等な物言いをしてくれる相手が欲しいのです。これから一緒に旅をする勇者が心を許してくれないというのは寂しく思います。……本当に、駄目ですか?」
「―――わかったよ、トゥ。魔王を倒した暁には、君の本当の名前を聞かせて欲しい」
「ありがとう、カーク。では、それまで私の名前は誰にも証さないでおきます」
こんな感じ。ラストシーンで、本当の名前を教えてエンディングという流れにするのもいいかもしれない。名前は中性的なものがいい。何がいいだろう。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

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