性転換

『美しい変化を貴方に』更新と『のぼうの城』の感想

 ←『美しい毎日を貴方と』後編試作 →気づけば3日かけて書いてしまっていた。後悔はしてない。
美しい毎日を貴方と 中編を更新しますた。残すところあと一話。この話で、水着を選んでいると薫子とリンジー乱入してくるドタバタイベントと、楓が前世で抱いていた夢が明かされるイベントがあって、これからの二人の賑やかそうな未来を想像させる終わり方で締める予定です。ドタバタイベントにはあと一つ何か欲しいところです。楓がトイレに行った隙に天音たちがタツヒコを拉致って、同じTS娘だからわかる葛藤とそれを解消させられるのはタツヒコだけであるということを伝えるイベントを混ぜようかな、と考えてます。その後、楓とタツヒコが帰路についたのを見届けた後、薫子がボソリと
「ねえ、せんぱい」
「あん?」
「……“私”も、あんなカッコイイ男の人と巡り逢えるかな?」
「……きっと会えますよ、夕緋先輩」
という感じの会話を交わして、周囲のTS娘たちも段々と心まで女の子に変化していく過程を描いてみたい。リンジーは多分オチ要員として残る。

最後の最後に、行間をだいぶ開けてから
「ご結婚おめでとうございます、朝香先輩―――いいえ、“夜月”さん」
「ありがとう、天音ちゃん」
という台詞を書いて締めようかな、と今考えました。でもやっぱり水着イベント以外にも何か面白いイベントが欲しいかなあ。デートイベント……ショッピングイベント……。そうだ、ペットコーナーに立ち寄ったら犬猫がみんな楓に怯えてゲージの隅っこに縮こまるとかいいかもしれん!こわっ!


そして、映画『のぼうの城』を見てきました!いや~、これはオススメですよ!石田三成のキャスティングが上地雄輔というところでちょっと違和感ありで見始めましたが、入り込んでしまえば「ああ、たしかに戦には不向きそうな人間を演じてるな」と納得して見ることが出来ました。石田三成といえば理財の扱いには長けていても戦略戦術には疎い人物だったと言われていますから。三成を見守るのは、忠義溢れる武将として名高い大谷吉継。秀吉の息子だったという説もあり、秀吉から「三成を頼むぞ」と内密に言い渡されるくらいの信頼されている武将です。演じるのは『勇者ヨシヒコ』のヨシヒコ役をしている山田孝之。僕はヨシヒコを見て彼が大好きになったので、見ていて新鮮でしたwww主人公の成田長親を演じる野村萬斎は、伝統芸能である狂言や能の達人ということで独特の演技を披露してくれました。長親だけが、他の俳優よりもより“戦国時代の人間”に近い印象を受けました。台詞の間の取り方や小さな動作まで堂に入っているのは、「さすが狂言師!」と唸りました。彼が劇中で舞う田楽踊りは、小さくて不安定な船の上だというのにまったく乱れていないのです。他のキャストも豪華俳優ばかりで、演技に厚みを感じました。

この映画は、1560年の関東を舞台にしています。豊臣秀吉が天下統一を果たす目前のことです。残すは東日本いったいを支配下に収める北条氏のみ。対する北条氏は徹底抗戦の構えを見せ、北条側についている支城の城主たちに「戦力の半数を北条の拠点小田原城に差し出すこと」「残った戦力で籠城し、豊臣軍の侵攻を防ぐこと」を命じます。その支城の一つ、城主成田氏長が治める、城の周囲を湖に囲まれた美しい城『忍城』が今作の激戦地です。
豊臣秀吉は石田三成に武勲を挙げさせるために、最新装備で武装した二万の精鋭をつけて北条側についている城への攻略を命じます。二万もの大軍を見た支城は降伏するしかありませんでした。さてそんな強大が軍が日に日に近づく中、成田氏長の従弟である成田長親はのんびりと領民の畑仕事に乱入して一緒に苗を植えたりしていました。彼は貫禄も武勇もないけど領民たちからは「お馬鹿だけど面白くて優しい」と評判で、“のぼう様(でくのぼうから)”と呼ばれています。そんな彼こそが今作の主人公。
城主成田氏長は迫り来る二万の軍にビビり上がってしまい、「ワシは小田原城に出向いて協力するフリをする。もう内通を出して石田三成には降伏を申し出ている(この時点でまだ三成には届いていない)。残った家臣たちは籠城するフリをしつつ、軍が攻めてきたらさっさと城を明け渡せ。後のことは、頼りないが長親に任せる(氏長には娘しかいないため血の繋がった男子は病に倒れた長親の父親か長親しかいない)」と残してさっさと小田原城に行ってしまいます。残された家臣たちは悔しい思いですが、残された半数の兵士はわずか500騎。二万にはとても太刀打ち出来ません。歯を食いしばりながら籠城のふりをします。
そこへやってきた石田三成の使者。なんとも態度が悪く、「汚くて狭い城だ」「さっさと城を明け渡せ」「戦うなら戦ってやってもいいんだぞ」「金品全部差し出せ」「姫も寄越せ」などとボロクソに言われます。これにプッツンしちゃった成田長親は「明け渡そうと思ってたけど、やっぱり戦います」と突きつけて使者を追い返してしまいます。それから始まってしまった、500騎VS20000騎の大激突。二万の兵士は数にものを言わせて三方から攻めてきますが、成田家には代々この地で戦ってきた逞しい武将たちと地の利があり、物の見事に撃退していきます。小田原城にいた氏長は、降伏しているはずの城が戦っていてなぜか連勝しているという報せを聞いて「はあ!?」と驚愕します。さらに、長親が城主となったことで領民は快く協力を申し出、隠してあった武具を持ちだして戦闘に加わってくれるようになります。ぬかるんだ地面など気にもせずに突き進んでくる農民武者たちに、石田三成の軍は散り散りの乱戦に持ち込まれて敗走を重ねます。豊臣の莫大な金の力を使った水攻めにあっても、元々湖に浮かんでいた堅固な城は持ちこたえてみせます。

これ以上はネタバレになってしまうので言えませんが、見終わった後にスッキリとした後味が味わえる映画でした。スケールも大きいし、戦いの描写も真に迫っています。見て損はしません!
この作品は、実は東北大震災の直前に放映される予定だったそうです。しかし水攻めのシーンが不適切かもしれないとの判断で、この時期にまで延期されてしまいました。作中の描写にもかなり手が加えられたそうです。だから、現在は病気療養中のエレファントカシマシがエンディングテーマを歌ったりしています。そういう紆余曲折を経てようやく上映された映画なのだと思うと、また違ったイメージが湧くかもしれませんね。
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~ Comment ~

NoTitle 

ラストあと一話か…。
好きな作品なだけにすごく名残惜しいです。
もっと続けてもいいのよ(笑)
この話では基本的に楓の独占欲が前面に来ていますが、タツヒコが独占欲出しているところも読んでみたいなぁとか。
>犬猫がみんな楓に怯えてゲージの隅っこに縮こまる
それもいいですが、縮こまるのではなく力の差を悟り全員服従のポーズとかもありかもです(笑)
>のぼうの城
一番好きな武将は石田三成な私としては興味があるので時間ができたら見てみたいです。
そういえば本当かどうか知りませんが、石田三成の悪名は敵対勢力によって捏造されたものだという石田三成名誉回復論をたまに聞きます。
評価が上がってくれないかなぁ。

NoTitle 

>ふぉるてっしもさん
>タツヒコが独占欲出しているところも読んでみたいなぁとか。
 そ れ だ !何かが閃いたかも知れません!ありがとうございます!!

最終的に徳川家康に処刑されてしまいましたが、もしも関が原で勝利していれば石田三成が天下人になっていたくらいですからね。そこまで上り詰めた人間がつまらない人間であるはずがありません。きっと、ずば抜けて優れた才覚や人望があったのでしょう。もっと歴史資料が見つかればいいんですが……。

NoTitle 

のぼうさんwww 男前な啖呵に惚れるわwww
約20倍の兵力に対して見事闘い抜くのぼうさんとこの頃の農民の底力と根性、今の我々も見習いたいところです。
石田三成って茶を汲んでるイメージしかないんですけど、忠はあっても実力と見合ってないような……?
どう考えてもこれ途中で滅んでるだろって所を、我慢と運となんかメチャクチャ強い部下と共に生き抜いてきた徳川勢とは見劣りするかなぁ。良い武将も多いんだけどね、石田勢。

NoTitle 

とうとうあと1話ですか・・・
名残惜しいというか残念とうか・・・(・ω・`)
スピンオフ作ってもいいのよ

呟く薫子さんかわいいです、そして落ち要員リンジーww

天音さんと楓さんはほとんど正体ばれるようなミスはしないだろうけど、薫子さんは野球部の応援なんかに行くと熱が入りすぎてうっかりボロがでそうですね、リンジーはどうなんだろ・・・大丈夫なのか・・・・・・?

のぼうの城面白いですよね!敵も味方も格好良い作品は面白いです!!
石田三成は頭も良く、武将としての実力も相当なものなのに交渉力と協調性が無く、それが徳川勢に負けてしまった一因なんだそうです。ただ領民には相当慕われていたそうです(関が原敗走時に農民に匿われて手厚く世話されていたらしいですし

NoTitle 

>上条信者さん
のぼうさんは終始、キャラクターを掴めない人物として描かれていました。ただの天然なのか、実はバカを装った天才なのか、ハッキリとしませんでした。わざとらしいフザけた台詞を吐くかと思えば、時折強い視線を見せたり……。そういうあやふやなところがのぼうさんの魅力かのかもしれません。
徳川家康には本多忠勝という猛将がいたのは有名ですが、三成には誰がいたのかと考えてみれば大谷吉継以外は思い浮かびません。単に僕の勉強不足もあるのでしょうが。でも、大谷吉継の忠義を考えれば、それに見合うだけの器の人物だったのかもしれないですね。

>ナコトさん
『美しい変化~』ではナコトさんにとてもお世話になっているだけに、終わらせてしまうのは心苦しくもあります。キャラクターたちを愛して頂き、作者としてとても光栄です。でも、グダグダと長引かせてしまうのはよくない気がするのです。ホツレが来る前にピシャリと完結させた方が、楓たちのキャラが変にブレることなく綺麗なまま終われると思うのです。何かアイディアを思いついたら、もしかしたら完結後に、ちょっとしたお話を追加するかも知れません。
石田三成、いったいどんな人物だったんでしょうね。豊臣秀吉亡き後も彼に忠を尽くして戦ったということを考えれば、きっと忠誠心には事欠かない武将だったのでしょう。もしも彼が関ヶ原で勝利していれば、日本はどうなっていたんでしょうか。そういうIFを描いたSSとか誰か書いてないかなあ。面白そうです。

あと一話か 

面白かったこのTSシリーズもあと一話。読みなれない話だけに皆さんのように、参考になる意見は言えませんが最終回も楽しみにしてます。
>のぼうの城

昨日観てきました。
凄い面白かったです。半端に歴史好きな私は大満足(^O^)/
のぼうの性格は最後までつかめませんでしたが(笑)
映画では奇策というより、人を信じる故の策に魅力を感じました。脇役も綺麗にまとまってますし敵役の石田三成がまた良かった。
確かに軍略の才はなかったけど、熱く正義感に燃える男ではなかったかと。
だから、他の武将に人気なかったんだけどね(汗)
……、その者は力がなかった。血筋は悪く、軍略の才もない。仲間には嫌われ、部下には蔑まれた男。

そんな彼に許されたのは、算盤の才。
ただ数字を記すのが得意なだけの男。

故に彼に仲間はいらず、理解も求めない。

ただ一人、彼の才能を認めた主。
その主の為に男は戦う。

……男の性は石田。名は、三成。
これは、日本中から嫌われた男がなにを成したかを記す物語である。


……って、あれ?
なんかもじれば、エミヤっぽくないですか?

NoTitle 

>名無しさん
石田三成、むっちゃかっこええやん……・石田三成だけでゲームが一本作れそうな文章ですよwww
のぼうの城の石田三成は、きっと「強敵」と戦ってみたかったんでしょうね。心躍る戦をしてみたかった。圧倒的な力で挑んで、それに匹敵する力で押し返されて、互角の戦いを繰り広げてみたかったのでしょう。危うい感じがヒシヒシと見て取れて、「ああ、これが関ヶ原で負けた原因なのかもなあ」と思わせるような演出でした。良い映画だったと思います。
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