二次創作

タイトル決定。『雁夜おじさんが勇者王を召喚してもう何がなにやら』改

 ←僕って変態なんだなあと改めて思ったり & 『殿下は従者の』試作【改】 →サユの微エロイラスト描いて頂いたぜヒャッホオオオオオオオオオオオウ!!!!!!!!
なんか電波が入ってきた。あと2日もあれば多分完成する。

※追記
もうちょっとだけかかりそう。ギルガメッシュ弄ってると書いてて楽しい。







かつて、この世界には“表”と“裏”があった。
表から秘匿された裏の世界は、『魔術』という人智を超えた|影《・》が支配していた。マグマのような破滅的な力とヘドロのような強烈な腐臭を秘めた影に満ちていた。
その影がほんの少しでも表の世界に滲み出れば、故意無故意に関わらず表に生きる生命は無慈悲に刈られ、奪われ、陵辱されていた。青年、母親、老婆、赤子。何の罪もない人々の日常が|喰われた《・・・・》。
彼らの悲痛の叫びは誰にも届くことはなく、裏の秩序を頑なに守らんとする2つの巨大組織、『聖堂協会』と『魔術協会』によって踏み潰されていた。



『ガオッッ!!ガイッッ!!ガ―――――ッッッ!!!!』



―――そう、|かつて《・・・》は。

裏の世界を覆い隠していた分厚い闇は、たった二人の男によって跡形もなく消し飛んだ。
一人の| 超 人 《エヴォリュダー》と一柱の| 破 壊 神 《サーヴァント》によって、文字通り|光となった《・・・・・》。

20世紀も終わりに差し掛かった頃、極東の地にて突如出現した彼らは、永遠に続くと思われていた表裏の| 理 《ことわり》に対して真正面から“否”を突きつけた。身勝手な探求心のために無辜の命を犠牲にすることを厭わない魔術師を、その悪行を悪行とも認識せずに看過する影の組織を、彼らは“絶対悪”と見定めた。


『ウィルッッナイフッッッ!!』


自身こそ至高の存在であると過信しきっていた異能者や人外たちは、彼らを遥かに超越した| 超 人 《エヴォリュダー》の前では羽虫ほどの抵抗も出来なかった。如何に特別な能力を振りかざそうと、如何に強大な殺傷力でもって挑もうと、絶対不可侵の翠緑の輝きには爪先ほどの傷すら刻むことは適わなかった。


『ブロウ゛クンッッッ!!マグッッナ゛――――――――ムッッッ!!!』


自分たちこそが世界の掟を守護し、維持する執行者であると信じて疑わなかった2つの組織は、巨神が体現する|絶対正義《・・・・》の前では気狂いの詭弁者にすら劣った。数世紀を超えて彼らが必死に押し隠していたこの世の裏側はたった一夜にして白日の下に晒され、全世界の知るところとなった。


『『ヘルッ!アンドッ!ヘブンッッッ!!ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォオッッ!! ウィ―――タ―――!!!!』』


今までこの世界を“表”と“裏”に隔てていた悪しき壁は、二人の圧倒的な|勇気《・・》によって完膚なきまで破壊し尽くされた。
今や、この世界に闇の存在は毛ほども許されない。もしも身勝手な目的のために邪道に踏み込む者があれば、その者は覚悟をしなければならない。何の非もない生命に毒牙を掛けようとした瞬間――――その者の頭上には翠緑の波動を放つ一人と一体の|勇者《・・》が必ず現れ、その汚れた野望もろとも消し飛ばされるということを。
かの勇者たちを前にしては、悪しき異能者にはたった2つの選択肢しか残されてはいない。即ち、“潔く膝を屈して己を改める”か、“無謀にも抵抗して醜く散る”かの2つである。


彼ら――――『エヴォリュダー・カリ』と『勇者王ガオガイガー』が存在する限り、人々の尊い日常が魔導に侵されることは無い。




さて、ここで話は一人の赤い少女へと至る。

その少女は、冬木の土地を管理する家系に生まれた。霊格の高い土地に屋敷を構えて冬木の地を魔術的な観点から治めており、古くは“魔法使い”キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグを大師父とする由緒ある魔術師の家系である。
彼女は、厳格かつ正道の魔術師であった父親から「魔術師とはかく在るべき」と徹底して教育され、骨身に刻み、魔術師のエリートとしての道を直向きに歩んでいた。類稀なる五つの属性と努力の才能を有していた彼女は、順調に歩めば父の跡を満足に引き継ぎ、一族の誰よりも高い才能と成果を持って魔導の中枢たる時計塔に招かれ、やがて世界に名立たる立派な魔術師として見事に大成を果たしていただろう。
その名は遠坂 凛。遠坂家の長女にして現当主であり、冬木の|元《・》セカンドオーナーである。

「そうよ!雁夜おじさんが緑色に光るスーパーサイヤ人モドキにならなきゃ、アホみたいにデカいロボットが時計塔を吹っ飛ばさなきゃ、私だって今頃時計塔からも一目置かれる美少女魔術師になっていたわよ!!」

キイーッ!とツインテールを振り乱し、凛が声を荒げた。遠坂邸の暗い地下室にしばし少女特有の甲高い金切り声が反響し、すぐに冷たい石壁に吸い込まれる。後にはぜえぜえと息を切らせて膝に手をつく凛と|もう一人《・・・・》が残された。

この世に魔術というものがあると人々に知れて、すでに10年の月日が流れた。その脅威が自分たちの喉元に突きつけられていれば人々も常に騒ぎ立てていただろうが、勇者たちによって一掃されてしまえばもはや恐るるに足らない。人々はかつてこの世界に暗黒の裏側があったことなど忘れ去り、巨大な拳の形に抉り抜かれた時計塔の残骸をたまに見上げては

「そういえば魔術協会なんてのもあったなあ」
「生き残りはまだ抵抗してるんだっけ?」
「さあ、どっちにしろ無駄だと思うけど。そんなことよりさあ、」

などと短い会話で済ませる程度である。
そんな現状を、凛は認められなかった。彼女は決して無慈悲で身勝手な魔術師ではない。むしろその逆だ。魔術の弊害を理解し、生命の尊さや日常の大切さを心得て、普段は温厚な女生徒として暮らしている。真理に到達するために一般人に犠牲を出すことは邪道であると捉えていたし、魔術協会が間違っているのであればそれを内側から変えてやろうという気骨すら抱いていた。彼女は“誰よりも正しい魔術師”であるからこそ、理不尽な現状に怒っているのだ。
それは例えば、突然冬木市の上空で雄叫びとともに爆誕して冬木市の霊脈を根こそぎぶっ壊しやがったハタ迷惑な勇者や、その覇気に感化されて「凛、遠坂家のことはお前に任せた!」と告げてさっさと『| G G G 《スリージー》』なる組織―――勇者たちに影響を受けた御三家が持てる資金力などを総動員して創った地球防衛勇者隊―――-のメンバーに加入してしまった己の両親などが主な怒りの対象になっていたりする。

「ふ、ふふふ……この10年は長かったわ。苦節十年とはまさにこのことよ」

GGGが旗揚げし、知り合いが勇気だなんだと吼えながら次から次に世界へと飛び出していく中、凛だけはその勢いに着いていけなかった。今では無理矢理にでもテンションを上げて「そうよね、勇気よね!勇気は大事よね!」とでも叫びながら着いて行けばよかったと後悔している。そうしていれば、こうして留守番役を押し付けられる羽目にはならなかっただろう。
まだ幼かった凛は、いなくなった無責任な大人たちの代わりに必死に働いた。グチャグチャに乱された冬木市の霊脈を一から調べ直したり、世界の理が激変して混乱する冬木の魔術師たちを一人ひとり説得して静めたり、両親がGGGに多額の金を支援したために財政難に陥った遠坂家を財産を切り売りして建て直したりと、とにかく奔走した。頼りたくなかったがこの状況では仕方がないと割りきって、言峰 綺礼に助けを求めようと教会に出向いたこともあったが、教会の看板がいつの間にか『GGG冬木市支部』という不吉なものに変わっていたため慌てて引き返した。もう関わりたくなかったのだ。
それから何年も、彼女はひたすらに頑張り続けた。誰も褒めてくれなくてもいい。誰も認めてくれなくてもいい。|ある目的《・・・・》を達成するためならと、死に物狂いで努力し続けた。

だが、それももう|終わり《・・・》だ。

「ついにっ!ついについについに、私の血と汗が実る時が来たわ!あは、あはは、あーはっはっはっはっはっ!!」

眦にうっすらと涙を滲ませながら、両手を上げて万歳三唱を繰り返す。目の前の男がドン引きするのも厭わずに高笑いする彼女の足元には未だ魔力の残滓を残す魔法陣があり、その華奢な手の平には赤い紋様―――即ち『令呪』がその喜びに呼応するようにピッカピッカと光っていた。

そう、『聖杯戦争』は終わってなどいなかったのだ。『聖杯』は生き残っていたのだ。
元々、聖杯の本体である超巨大超複雑魔法陣、“大聖杯”は円蔵山の地下にある巨大洞窟に敷設されていた。硬い岩盤と幾重にも張り巡らされた超高度の防御結界に護られたこの魔方陣は冬木の霊脈と直結しており、常にマナを吸い上げ続け、不可能を可能にする膨大な魔力を蓄え続ける。この大聖杯さえ健在であれば、戦争は何度でも執り行えるのだ。


『ドリルニ――――ッッッ!!!』


当然、勇者王が戦争の原因になるようなモノを黙認するはずもなく。
勇者王の膝部に備えられた巨大ドリルが猛回転し、轟音とともに円蔵山を抉った。山頂にあった柳洞寺を巻き込みながら円蔵山がガラガラと崩れ落ちていく壮絶な光景を、凛は一夜足りとも忘れたことはない。柳洞寺を構成していたはずの瓦礫を前に呆然とする柳洞一家の背中も忘れたことはない。

「私の10年の無念、巻き込まれた人たちの無念、全てを|無かったこと《・・・・・・》にする!!60年+10年分のマナを溜め込んだ聖杯になら、勇者王を|いなかったこと《・・・・・・・》にすることだって出来る!!」

それこそ、凛の目的。願望器に叶えてもらう奇跡の願い。全ては、得るはずだった栄光の10年を取り戻すために。
最初は破れかぶれだった。諦め半分だった。“もしかしたら”というちっぽけな希望に縋り付いていただけだった。凛はたった一人、暇な時間を作っては山の斜面をスコップで掘り続けた。柳洞寺が再建されていく様子を視界の隅に入れながら、歯を食いしばって汗に濡れた土と格闘し続けた。

そして、見付けたのだ。1つだけ残っていた防御魔術のおかげで辛うじて生き残っていた大聖杯を。貯めこまれた膨大な魔力故か、はたまた聖杯の一部になったとされる初代ホムンクルスの生存本能故かは定かではない。だが、そんなことはどうでもいいことだ。聖杯が無事のまま凛を待ってくれていたことが重要なのだ。聖杯発見時の凛の狂喜乱舞っぷりは形容しがたいほどであり、思わず指先から乱射したガンドによって再建中の柳洞寺の大黒柱に多数の穴が穿たれたほどである。
しかも―――凛は知りもしないことだが、勇者王の清浄なる波動によって聖杯の穢れは浄化され、純粋な願望器に立ち戻っていた。この時の凛には確かに類稀なる幸運が回ってきていたのだ。
令呪を見上げながら、凛はうっとりと恍惚の表情を浮かべる。

「こうして令呪が分配されたということは、聖杯がちゃんと機能しているという証拠!聖杯が小聖杯の宛てを見付けたという証拠!誰も予想していなかったであろう、第五時聖杯戦争の始まりが近いという証拠!そして私だけは、ただ一人だけ完璧な準備が出来ている!完全な装備と|完璧なサーヴァント《・・・・・・・・・》を携えている!勝利は近いわ!理不尽の終りはすぐそこだわ!
アンタもそう思うわよね、|アーチャー《・・・・・》!?」

そして、凛は調べていた。第四次聖杯戦争の折、自らの父、遠坂 時臣が召喚した強力な|サーヴァント《アーチャー》の正体を。
なんとそのサーヴァントは、未だ生きて受け止めた者のいない勇者王の必殺技『ヘル・アンド・ヘブン』を前に五体満足で生還を果たし、再び戦争に戻って決勝戦まで戦い抜いたというのだ。稀代の魔術師や人外のバケモノが束になっても敵し得ない勇者王の攻撃に堪え抜く防御力、熾烈極まる聖杯戦争を勝ち抜く攻撃力―――まさに最強の英霊と呼ぶに相応しい。
|彼《・》こそ、世界最古の英雄譚にその威名を残す、英雄の中の英雄にして王の中の王。

「……よもや、|我《オレ》をそんなくだらぬ些事のために喚び出す戯けがいるとは夢にも思わなかった」

そう言って、ソファに深く腰掛けた|金色の男《・・・・》がこめかみに指をやる。怒りを覚える気にもならぬとばかりに深々とため息を吐き落としたこの男こそ、凛の期待を一身に背負う猛者―――『英雄王ギルガメッシュ』その人である。

「10年前に貴様の父親めに召喚されたという我はさぞ迷惑を被ったのだろうな。まあ、最後の最後に現界を諦めたというのだから、しょせんは我の歪な模造品だったのだろう。同じギルガメッシュとは思えんな。とんだ面汚しだ」

はん、と鼻を鳴らして“前回の自分”を嘲笑う。まるで「所詮奴は四天王の中でも最弱……」と呟く四天王の二番目のようである。
ここで誤解のないように説いておかねばならないことがある。奇妙な台詞の通り、彼は第四時聖杯戦争の記憶を引き継いでいない。『サーヴァントシステム』とは、本来なら極限定的な召喚しか出来ないほどに上位にある英霊を、彼らより下位の人間が使い魔として使役するために|型枠《クラス》に英霊の一面を抽出して貼り付けるという、言わば“英霊の劣化コピーシステム”だ。従って、このギルガメッシュもまた英霊の座に召し上げられた本体から新たにコピー&ペーストされた“第五時聖杯戦争用のアーチャー”に過ぎない。
だから、彼はエヴォリュダー・カリやガイガイガーとは対峙したこともないし、聞いたこともないのだ。それが幸か不幸かと問われれば皆一様に幸せだと言い張るだろう。まさに“知らぬが仏”というやつだ。

「大口叩いてちゃってるけど、くれぐれも気は抜かないで欲しいものね。ちゃっちゃとケリをつけて速攻で聖杯を手に入れるのよ。犠牲も最小限に抑えること。あんまり派手にやるとGGGの連中が嗅ぎ付けちゃうかもしれないんだから」
「ふん、それがどうした。雑種の群れが何万匹と来ようが我の敵ではない。そのエヴォリュダー・ガイとやらもガオガイゴーとやらも、我の眼前に立ちはだかろうものなら容赦はせん」

微妙に名前を間違えながら美貌に|亀裂《笑み》を走らせるギルガメッシュに、凛はゴクリと大きく息を呑んだ。その獰猛な美しさのせいではなく、「この命知らずめ」という驚愕のせいであるが。

「冗談じゃないわ!あいつらに邪魔されてたまるもんですか!魔術協会も聖堂協会も吸血鬼どもの残党もすっかりさっぱり駆逐されちゃったせいで、雁夜おじさんとガオガイガーは最近動きを見せてないわ。世界のどこに基地があるのかは知ったこっちゃないけど、あの迷惑な奴らが鳴りを潜めてる今がチャンスよ!」
「ふん、何とも小胆な娘だ、女々しすぎて笑えるぞ。形式的とはいえ我のマスターである自覚があれば居丈高に構えているがいいものを何をそこまで弱気になるのやら。たかが図体のでかい鉄くず相手に異能者共が揃いも揃って手も足も出んとは寒心に耐えんな。我なら指先一つで滅してみせるというのに」
「……フラグ乱立しまくるのやめてくれるかしら」

ダメだこいつ早く何とかしないとと言わんばかりに表情を引き攣らせる凛を尻目に、英雄王改め慢心王は相変わらずの慢心っぷりを魅せつけて哄笑している。しかし、考えようによってはその自信過剰さはこのサーヴァントの強大さの裏返しともとれる。これほどの余裕を持った英霊であれば、必ずやこの聖杯戦争を、GGGに察知されることなく短時間の元に勝利することが出来るだろう。
とりあえずムカつく笑い声を止めさせるためにギルガメッシュの頭をスリッパでぶっ叩きながら、彼女は希望に満ちた笑みを浮かべていた。


ここで、遠坂家に伝わる遺伝的な“呪い”について言及しておかねばなるまい。その呪いとは、即ち『うっかりエフェクト』と呼ばれるものだ。肝心なところで重大な何かを見落として後々にひどく頭を抱えることになるという、遠坂家に代々受け継がれてきた呪いである。彼女本人は非の打ち所のない下準備を整えた気になっているが、残念なことに今回もその呪いは発動してしまっている。
見逃したのは凛本人だ。それは間違いない事実だ。しかし、彼女を責めないで欲しい。彼女はただ関わりたくなかっただけなのだ。GGGの本拠地がどこにあるかなど知りたくもなかったのだ。だから、GGGの本部―――通称『ベイタワー基地』が、まさか|冬木市のアインツ《・・・・・・・・》|ベルン城の地下《・・・・・・・》にあるなど知るよしも無かったのだ。





―――アインツベルン城地下200メートル
   GGG本部『ベイタワー基地』 司令部


「むうっ、この反応は……!?」
「どうした、ケイネス?―――なっ、この反応は……!?」

地球全体の霊脈を監視する魔術衛星から送られてきた緊急シグナルに、GGGのチーフオペレーターを務めるケイネス・エルメロイ・アーチボルトは思わず呻いた。その分析内容が驚くべきものだったからだ。珍しく色めきだった同僚の様子に、GGGの参謀兼戦闘アドバイザーの衛宮 切嗣がその分析内容に目を通す。

「冬木市で、聖杯が再び機能し始めている!時臣、これを見てくれ!」
「こ、これは……!そんな馬鹿な、あってはならん、あってはならんことだ!聖杯は勇者たちが破壊したはずだ!聖杯戦争が再開されるなど……!!」

妻とともに研究開発部を任せられた時臣は、そのデータを視認した途端にギョッと目を見張った。遥か天空から地上を監視していた魔術衛星が、冬木市に異常な魔力消費反応を察知したからだ。聡明な時臣は、そのパターンが聖杯戦争が起きる前兆のものであると瞬時に理解したのだ。

「」





「問おう、貴様が我がマスター(アルマ)か」
「アル、マ……?」

俺のことをアルマと読んだその男は、およそ常人とは思えない風体の“戦士”だった。
天を突くような長身は靭やかに引き締まった筋肉で形作られ、それを白亜の鎧で覆っている。動きを阻害しない程度のそれらは地球の金属とは思えない神秘的な輝きを放ち、土蔵内部を純白の光に染めていた。

「ここに契約は完了した。今この時より、貴様が我がアルマとなった。我ら赤の星の戦士が、貴様の敵を全て駆逐し尽くす」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺には何がなんだか―――」

「はっ!いっちょ前にでけえ口叩きやがって、何様のつもりだ?ああ?」

「ッ!?」

気付かなかった。声に慌てて振り返れば、土蔵の入り口を塞ぐように男が佇んでいた。その肩には長大な槍が抱えられている。あれに一度刺された胸がズキリと痛みを放ち、全身から汗が噴き出る。
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~ Comment ~

 

いつの間にやら完結編が

折角四時では逃げ切れたのにまた召喚されるとかwww
ここまで英雄王が可哀想なSSも珍しいwww

乙です

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NoTitle 

始めましていつも楽しくSS読ませていただいております。
いやぁ……凜ちゃんは本当に突っ込み役が似合いますね。
この世界の士郎は磨耗どころかエヴォルダー化して英霊になりそう。

NoTitle 

ひぃぃぃぃっ!?かつて自分がてきとーに口走ったことが妄想具現化してるぅぅぅっ!?
なにはともあれ完成楽しみにしてます!!

NoTitle 

>地球刑事ジバンさん
コメントどうもです!今回は赤の星から電波をビビビと受信しまして、勢いで手が進みました。今回のギルも相変わらずの扱いです。なんというか、ギルを虐めるSSを書いてる時が一番気持ちいいのです。完成をお楽しみに!!

> さん
ブログ作ったんですか!!こちらこそ、ぜひぜひリンクさせてくだせえ!!お願いしまっす!!><

>サングウさん
初めまして、サングウさん!我が変態ブログへようこそ!!
凛ちゃんは怒りで絶叫してる姿がピッタリです。凛も士郎も桜も、みんなみんな幸せな作品に仕上げたいです。

NoTitle 

>鷹尾さん
どもども、素晴らしいアイディアをありがとうございます!あなたの妄想が僕の糧となる!もっと妄想をくれてもいいのよ!!楽しみにしててくだせえ!!><

NoTitle 

英雄王が土下座して許しを請う姿が見れ・・・・・・
見たくねえな

NoTitle 

こいつぁひどいwww
圧倒的過ぎると笑いしか起こらないもんなんだなwww 理不尽は理不尽でぶっ飛ばす位が調度良いぜ的な教訓を見出せなくもないwww

NoTitle 

わぁい、何だか知らないけど平和だなー(棒
こいつぁたしかに電波ですぜ、いい意味で。欝な話はぶっ飛ばすに限る。どこぞの魔法少女やら聖杯戦争やらは特に。
欝ゆえにイイハナシダナーで終わるものもいいと思うのですが、違う結末も夢見たっていいじゃない。そこが二次創作のいいところです。
正義のあり方?現実的な考え?んなこと、ドブにでも捨てっちまえばよろしかろうです。
英雄王が泣きべそをかきそうな気がしてならないのは気のせいですかね?w

NoTitle 

oh…
英雄王召還された時は高笑いとかしてそうだけどガオガイガーの巨体を見た瞬間逃げ出しそうな気がしますな
ていうかよく10年も存在したままでいれたな、大聖杯…

トッキーとかがGGGに入っているっていうのが一番吹いたかも長官と命ポジは誰なのでせうか

おお(((゜д゜;))) 

いつの間にか、最終回が(笑)
英雄王もさることながら、英雄エミヤンがガオガイガーを見てどうなるのかとかもしりたいですねww
幼年期を思い出して、仲間入りするとか素敵すぎる。

長官は 

璃正かイスカンダルがいいな?英雄王は遊んじゃうと思うし。いやⅡ世でも良い!

おじさんがやらかしたようです 

もうひとつの雁夜おじさん復活、楽しみにさせていただきます。

FateのクロスオーバーSSは数多くあれど、完結までいった作品は実に少ないのでとても楽しみです。案外ギルガメッシュもGGGに引っ張り込まれてたりして…

オリ主もの、ヒーローキャラクターをサーヴァントに召喚したものを問わず「魔術協会」叩き潰したなんてお話はトンとお目にかかったことがないので

「拳の形に抉り抜かれた時計台」

のくだりには腹筋切れそうでした(笑)。


余談ですが以前読んだSSで

「仮面ライダーが聖杯戦争に介入」

ネタのオススメ作品が「Arcadia」にあったのを思い出しました。
仮面ライダー1号の作品とBlackRxの作品で、残念なことに「作者さん達が書きたかったシーンだけ書いた作品」なので完結していませんがその分気合いの入った内容でした。

バーサーカー(5次)をいくつもの技で倒し

「今まで俺がどれだけの異形を葬ってきたと思っている…」

と啖呵を切る1号ライダーにゾクゾクきたことを憶えています。
タイプムーン版かその他版かチラシの裏版だったのか忘れてしまったのが申し訳ないのですが…

長文失礼しました、作品の完成を楽しみにさせていただきます。

NoTitle 

>炎上する名無しさん
英雄王は土下座なんてしません。瞳に涙を浮かべながらも高笑いし続けます。どんなに恐怖しても譲れないものがある、それがギルガメッシュだと思うのです。虐め甲斐があります(マジキチスマイル)

>enkidさん
かのハムラビ法典にもこうあります。「目には目を歯には歯を、理不尽にはガオガイガーを。いけいけ我らが勇者王」、と。ちょっと敵が可哀想になるくらいのぶっ飛ばしっぷりがちょうどいい気がします。

>イザナギさん
英雄王は今回も泣きべそ掻きます掻かせます。きっとその方が英雄王は輝くと思うのです。ひいひい言わせてやりたいですね。げへへ。
どんなに鬱な話も、勇気があれば覆せます。「後は勇気で補えばいい!」。参謀はいいこというなあ。

>名無し人生さん
ふふふ……。それはお楽しみというやつですよ!予想されている面白さよりも上を飛び越えられるように頑張りますよ!!明日くらいには完成させたいです。どうかお楽しみにっ!!

>名無しさん
英霊エミヤは今回お休みなのです……。申し訳ない。でも士郎君は出演して頂きます。物凄く重要な御役目を担ってもらいます。てか、ガオガイガーを見たらエミヤン「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」って言って成仏しそう……。

>件さん
コメントどもどもです!長官は……件さんの小説にも度々登場するあの人です。前にどなたかが感想で「このキャラにも救いを」と言っていたのを覚えていたので。完成版に期待してくださればありがたいです!あっと驚かせますよ!

>隆之介さん
笑って頂けて嬉しいです!!完成版ではもっと笑って頂けるように頑張ります!!
仮面ライダーは戦闘力ではサーヴァントに劣るかもしれない。だけど、その「意思」は誰にも負けない。ライダーの強さは意思の強さです。仮面ライダーとサーヴァントの戦いはぜひ見てみたいですね!!
だがBLACKRX、お前はダメだ。無双してしまう。

www 

凜の相変わらずのうっかりに不覚にも笑った。
慢心王が満身創痍で頑張るのを楽しみにしてます。

NoTitle 

>名無しさん
慢心王はどんなにズタボロになっても見栄だけは張り続けるに違いないと思うのです。頭がアフロみたいになって体中焼け焦げて真っ黒になっても高笑いしてると思うのです。そんなギルガメッシュが大好きです。

これが勝利の鍵だ!! 

期待に応えて主さんに最新妄想を公開しよう!!

魔界31英霊が融合したFateマスターを倒し平和を取り戻したかと思われた冬木の街・・・だがそのとき桜の体に異変が!!
その身に植えつけられていた聖杯の欠片の影響によって桜はゾヌーダ桜へと昇華してしまったのだ!!
凛とギルの泣きべそを意に介さず冬木の街を、そして地球を物質昇華しようとするゾヌーダ桜・・・
カリと士朗は桜を救うことができるのか!?
凛とギルは幸せになれるのか!?
次回も主さんの創作意欲にファイナルフュージョン承認!!

・・・・・・うん、なんかごめんなさい・・・気にしないでください・・・・
サユの微エロイラスト見て変なテンションだったのです・・・・・・

おのれ クライシス!! 

>だがBLACKRX、お前はダメだ。無双してしまう。
じゃあ、次のおじさんにはキングストーンとサンバスク、もしくは
ディケイドライバーを装備させて....

NoTitle 

>鷹尾さん
一ヶ月もコメント返ししてなくてゴメンナサイ……。見逃してしまいました。申し訳ねえッス(´;ω;`)
最新妄想どうもですwww黒桜こええwww創作意欲ファイナルフュージョン承認されましたwww
このイラストを見れば誰でもテンション上がります。僕もテンション上がります。誰だってそーなる。俺だってそーなる。件さんはさすがやでぇ。

>MaCH_3さん
雁おじをいったいどこに連れて行くつもりなのwwwww

……でもちょっと面白そうだなぁ。
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