Her name is Charis! !

『マン・オブ・スティール』の感想と、Her name is Charis!!外伝その3試作

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 『ガッチャマン』の感想はやっぱり書かないことにしました。むしろ忘れたいくらいです。ゴッドバードのデザインはカッコ良かった。南部博士はけっこうハマってた。そんくらい。もう褒めるところが見つからない。

 さて。気を取り直して、『マン・オブ・スティール』の感想を。いやあ、ザック・スナイダー監督、さすがです。『300 ~スリーハンドレッド~』と『ウォッチメン』で虜になって、エンジェル・ウォーズはストーリーはともかくとしてその映像美と演出にはとても目を奪われました。今回のマン・オブ・スティールは、それらの良いところを踏襲しながら、さらにその先へと踏み出した超大作でした。
 もう冒頭のシーンからカッコイイ。「カッコイイ」という表現がこれほどピッタリくるかっこ良さはないよ。スーパーマンの生い立ちや苦悩が短い間にとても凝縮されていて、スーパーマンが最初は地球人を信用できるか疑うのも無理ないと思わされました。人間は、自分とは異なる生き物に対してとても攻撃的です。でも、それと同時に、人間はとても優しくて勇敢な生き物です。この作品はたくさんのメッセージが凝縮されていて、受け手の取り方次第でたくさんの発見があると思う。
 一番凄かったのが、なんといっても格闘シーン。相手はスーパーマンの同郷の人間なので、パワーも同じです。しかも同郷の軍人なので、スーパーマンよりも力の扱い方を理解して習熟している。特に敵の親玉ゾット将軍は、スーパーマンがそれまでの生涯で少しずつ学んできた特殊能力をたった数時間で己のものにしてしまうほどの最強の戦士です。スーパーマンVSスーパーマンズ。その戦いはまさに“神々の戦い”そのものです。パンチ一つでビルが倒れてジャンプすれば人工衛星が砕け散る。ものすごいスケールです。こんな戦いを描いた映画は、おそらくこの作品が初めてなのではないでしょうか。『ハンコック』を1000倍くらいにした感じかな?
 次回作は、なんと『バットマン』との共演というのだから凄い。バットマンさんあ地球規模の戦いに着いていけるのか物凄く疑問ですが、そこはウェイン・コーポレーションの経済力と影響力で何とかするんでしょう。楽しみですね!!

マン・オブ・スティール






んで、Her name is Charis!!の外伝最終回の続編をば。と言ってもまだまだほんの少しですが。『進撃の巨兵』を書いてたら思いの外時間を取られてしまった。面白かったから後悔してないけど。








“眠り姫”―――。
知らぬ者などいない、古い御伽話のヒロイン。呪いで100年の眠りに堕とされた不遇のお姫様。イバラに覆われた城で王子様の救いを待ち続ける、可哀想な乙女。

だが、この施設でそうあだ名された少女は、誰からもその覚醒を望まれていなかった。長い黒髪と包帯だらけの身体を簡素なベッドに横たわらせ、点滴と電極という名のイバラを巻きつけられたその少女は、大人たちの呪いに穢され、恐ろしい化け物に変えられていたからだ。
大人たちは恐れた。その少女が目覚めた時、果たして彼女にどう向き合えばいいのか。「どうして私を化け物にしたの」と真っ白に塗り固められた瞳に問われた時、きっと誰もが自分の良心に殺される。復讐心や出世欲といった独り善がりの理由でこの実験に参加した人間ほど、自らの“罪”を突きつけられれば正気でいられる自信はなかった。だから、皆少女の覚醒を望まなかった。表面上は計画の成功を歌いながら、その薄皮一枚隔てた下では「起きてくれるな」と願っていた。
このまま目を覚ますことなく、上層部が義体の研究を断念して命を繋ぐ点滴と電極が切られるその日まで、自分の境遇を知る由もなくただ眠り続けてくれればいい。せめて幸せな夢を見ながら、汚い大人の世界に産まれ落ちることなく最期を迎えてほしい。誰もがそう想っていた。

その願いを込めて、いつしか少女は“眠り姫”と名付けられた。誰にも目覚めを望まれない眠り姫。起きない方がずっと幸せな眠り姫。黒目黒髪の見目麗しい、眠り姫。




「ぅうおっしゃああああ!!! やったるでええええええええ!!! 待ってろよブリジットぉおおおおおおおお!!!」




誰が予想できたのか。気の毒な眠り姫が、いつの間にか“長靴をはいた猫”と入れ替わっていたことに。ケラケラと好き勝手に振る舞っているように見えて、抜け目なく周囲の人々に幸せを与える、小生意気で憎めない猫。猫を目覚めさせた王子様は、その正体に大いに面食らいながらも彼女に相応しい名前を与えることにした。
『Heuristik(ヒャリスティクス)』―――試行錯誤を繰り返してやがて答えにたどり着く―――という心理学用語から着想を得た名前。


その名を、『ヒャーリス』という。 Ihr Name ist Charis.





MEMORY OF GORILLA




「待ちかねたぞ、ゲルマンの犬ども」


コメカミに銃口を突きつけられているにも関わらず、その男は大らかに歓迎の言葉を謳ってみせた。
フル装備の男たちが突然窓を割って突入してきたら、普通の人間は驚愕で動けなくなる。しかも今回は、二つに分かれても時間差攻撃だ。2隊が挟撃することであたかも規模の大きな部隊であるかのように見せかけることが出来るし、瞬間的に退路を経つことで敵を焦燥させて冷静な判断力を奪うというメリットがある。室内空間の制圧に適した手法だ。今までのテロリストどもも、極限まで訓練された精鋭の強襲に動転し、ろくな抵抗もできずに拘束・射殺されていった。
だというのに、この男は―――ジャコモ・ダンテは、完璧な余裕を持って俺たちを睥睨したのだ。

「ふ、副隊長ッ、コイツ、今、ドイツ語を……!?」
「落ち着け。ハッタリだ」

部下が思わず漏らした掠れ声を制する。



~今はここまで~
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~ Comment ~

ヒャ……、ヒャー……リ――s...(くそっ、燃料が足りない! 

>『Heuristik(ヒャリスティクス)』―――試行錯誤を繰り返しながら解決する―――という心理学用語から
 MJD?

>( Ihr Name ist Charis.)その名を、『ヒャーリス』という。
 長靴を履いた猫って、どんな話だったかな~。てか、童話とか自分が何処で聞いてきたのかすら思い出せない。子供の頃に読んだ絵本はノンタン。

>MEMORY OF GORILLA
 慣れてきて既に違和感を感じない。

 いつも思うんですが、外国語とかスラングとか、どこで覚えてくるんです?

や、やったあ!続きだ! 

 初めてお邪魔します、電柱の影から毎回楽しみにさせていただいております。
 ヒューリスティックさんにも研究で言い訳する度に毎度お世話になっております。アバウトだけど真っ直ぐなヒャーリスの性格にぴったりな由来でした!
 でもCharisは物語におけるハート(Chalice)のエースでもあるんだと私のゴーストがムニャムニャ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97_%28%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%29
そうなるとブリジットはスペード(Sword)のエースでエヘヘ…

 

某スレで成り済ましの疑いかかってますけど

Re: タイトルなし 

> さん
ヒャリスティクスという言葉は実はつい数日前に知りましたwww
ふと見つけて、「あ、これ使えるかも!」ということでこじつけしてみました。名前の由来はホントに「ブリジットのBの次はCだろ。ドイツの女性名にいいのはないかな。お、あったあった」という感じに決まりました。なんて浅いネーミング。
ノンタン、実は読んだこと無いのです。今さらになって絵本の内容が気になる25歳男。長ぐつをはいたネコって、親の遺産でもっともハズレのネコを貰った貧乏だけど正直者の三男が、役立たずに見えて実は物凄く機転の効くネコの裏工作であっという間に金持ちの城の主にまで昇進して、ネコはそんなお殿様のそばで悠々自適に生活を送る、という話だった、はず、です。記憶が薄いのですが。髪は薄くないですが。
英語とかスラングは、映画好きのおかげというのが一番だと思います。よく「フ○ック」と怒ってる黒人が出てますのでwww仕事でも少し英語を使ったり、週一で英会話に行ったりしてますが、そっちはあんまり身になってない気がしますwww


> さん
初めまして! 電柱の陰からって、なんだかシャナOVAの吉田専用電柱を思い出しますね。このネタをご存じなければ申し訳ない!
ヒャーリスティックという言葉を会話の中で使ってる人って傍から見たらめっちゃカッコイイ。すごく頭よさそう。理系っぽくて羨ましい。「今日さあ、ちょっとヒャーリスティックしちゃわない?」みたいな。もうこんなこと言ってる時点でアタマが悪いのがバレるっつーの。

>Charisは物語におけるハート(Chalice)のエース
>ブリジットはスペード(Sword)のエース
なにその素敵なアイディア……。綴りもピッタリだし。ハート(心)のヒャーリスと、スペード(剣)のブリジットかぁ。なんだか素敵やん……。


> さん
(;´゜д゜`)!?
某スレもわからないし、誰になりすましたのかもわからないのですが……。心当たりがなさすぎて何が何やら。

 

女装性転換スレですよ

結論「とっとと続き書けやGORIAAAaaa」ですね 

↑みてきた。
つまり、読者の呻き声と合わない人の罵倒と僕らの嫉妬が綴られてるだけの極普通のスレでした。まる

「続キ、待ッテルヨ……主サァン……ウフフ」つ包丁

NoTitle 

↑ アンチスレにしろ何にしろ、バレないって高を括ってると思わぬ所でボロが出るもんなんですなあ。

 にしても、マン・オブ・スティール。見た目からして残念カッコいい臭が漂ってますね。いっそのこと顔隠そうぜ! とツッコんだら負けなんでしょうね、きっと。
 それはそうと、要約投下の目途がついてきました。バイトも新しいの見つけなくちゃ。盲腸で結局やめちゃったし。
 再起に向けて、地道を往く日々であります。

NoTitle 

> さん
> さん
一通り読んでみても、「どうしてこうなった」という感じでよくわかりませんでしたが、待っててくれる人がいるということがわかっただけで十分です。僕が成りすましをしたってことじゃなくて、僕が成りすましをされてるってことだったんですね。ビックリした。
言うまでもないですが、自演は絶対してないです。自演してまで読んでもらいたいとは思わない。読んでもらいたい気持ちは持ってるけど、そこまでするほどの完成度には至ってないのです。電撃文庫とかに自信満々で持ち込むくらいの超大作を書いた時にめっちゃ自演したりますよwww

同じTSの趣味でも合わない人がいるのは当然ですし、僕のセンスとか技術とか努力が足りてないのはこれから少しずつ成長していけばいいと思うんです。待っててくれる人がいるということがわかったので、今回は嫌なことじゃなくて幸せなことだったんだと思うようにします。

さて、気を取り直して小説書こうっと。

NoTitle 

>enkidさん
マン・オブ・スティールは、従来のスーパーマンへの疑問とか違和感がかなり払拭されてると思います。なんであんなダサい服着てるのか、とか、なんで目からビームが出るのか、とか、そういう疑問に納得できる理由が用意されてます。スーパーマンのトレードマークだった赤いブルマも、時代遅れってことで廃止になったそうです。けっこう時代に合わせて改変が成されてるみたいですよ。まあ、最後には「顔隠したほうが・・・」と思いますけどwww

再起の目処が着いて何よりです。だいぶん元気が出てきたようですね!enkidさんのファンタジー世界の復活を心から待ち望んでおります。ファンタジーを書いている者として、enkidさんの描く世界観をぜひ参考にさせて頂きたいです。楽しみにしてますよ!!

「マン・オブ・スティール」見てきました。 

見終わって思ったことは
「神話」

でした。

同族殺しと言う生け贄を捧げることで「ヒーロー」としてのアイデンティティを確立させた物語は世界各国の英雄神話に見られるモチーフです。(ちなみに石ノ森章太郎先生の描くヒーローも「同族(同類)殺し」がほとんどです)
そしてそれらの英雄が最後には破滅してしまう点も共通していますが…

ヒーローの誕生を神話になぞらえていたのかなと…

ともあれヒーローとして覚悟をきめたスーパーマンですが、逆にそうなると今後映画の主人公としては強すぎてストーリーが盛り上がらない。

それゆえの「バットマン」との共演や「ジャスティスリーグ」なのでしょうね。

個人的には「グリーンランタン」と言うヒーローの4代目?のガイ・ガードナーと言うキャラクターが出ないかな~と思っています。
若手のヒーローでスーパーマンのことを「頭の固いオッサン」呼ばわりして毛嫌いしていてストーリーをかき回すこと間違いなしですから。

あらためて思うとスーパーマン相手に頭脳ひとつで渡り合う悪人「レックス・ルーサー」ってとんでもないですね。
彼にも登場して欲しいと思っています。

赤いパンツが消えているのは時代の流れなのでしょうが、ベルト状の飾りなどが目立たないためスーツが少し間延びしたデザインに見えてしまったのが気になりました。

パンツではなくスーツの色がそうなっている(ボディビルダーのブーメランパンツ状)とか、赤いラインを入れて腰回りにメリハリを着けたらもっと自分好みだったかなとか思っています。

アメイジングスパイダーマンの2作目、ファンタステイック4の再映画化、マイティ・ソーとキャプテン・アメリカの2作目、Xーメンの新作(破滅的な未来からのタイムスリップによる歴史改編モノ、前作で死んでしまったメンバーが復活するかも)とアメコミ映画が目白押しですが「人造人間キカイダー」も来年映画化されるそうなのでこちらも楽しみです。

長文失礼しました。

NoTitle 

>隆之介さん
Xメンの新作に、キカイダーの映画化ですと!?うおお、これは気になる!!
スーパーマン、たしかに神話をモチーフにしたストーリーに思えます。敵と同じ力を持ちながら、その力を人間を護るために使い、同族と敵対する道を選んだ孤独のヒーロー。仮面ライダーとも一致しますね。そういう負の面を背負いながら戦う孤高で勇敢な戦士に、僕達は「ヒーロー」という英雄像を見出すのかもしれないですね。神は信じるものであると同時に恐れるものでもあるわけですし。隆之介さんはいつも深くて的確な考察をされていて、見終わった映画の後味を何倍も面白くしてくれます。同じ映画好きとしてありがたいし、見習いたいです。
次回作ではバットマンとの共演ということですが、バットマンはスーパーマンの手の届かない痒いところを掻いてくれるのでしょうね。ノーラン監督の重厚なバットマンとはテイストが異なるらしいので、その違いにも期待です。しばらくは死ねませんね!!
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