映画

『ラ・ラ・ランド』!!

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 スクリーンから溢れてきた何かが、僕の心の壁を破って内側まで入り込み、思考すら圧倒してきた。観ている時、観終わった直後、僕は「この映画には“全て”がある」という、根拠の示せない確信を覚えていた。家に帰る途中、運転しているときも、運転に集中できない。違うことを考えようとしても、「他のことで塗り潰してはいけない」というように、映画のワンシーンたちが蘇って頭のなかに再生された。この魅力は到底言葉では現せられないが、なんとか伝えてみたい。
 今回、初めてミュージカル映画に手を出してみた。観る前までは、「なんだか退屈そうやな。ヴィン・ディーゼルの『トリプルX』を観たほうがよかったかも」とか思っていた。いつもは食べないポップコーンも買ってボリボリ食っていた。しかし、始まって早々、僕はもう足でリズムを取りながらウキウキした顔で釘付けになっていた。「こういう映画だったのか!」という驚きとともに、「どういう表現になっていくんだ!?」という想像のつかなさにワクワクしていた。アクション映画でもホラー映画でも、なんとなく予想がつく次のシーン、ベタな展開というものがあるけど、今作にはそれがまったくなかった。これは僕がミュージカルに疎いということも多分にあるのだろうけど、普通の映画ではありえない、ミュージカルならではの、不自然が不自然にならない抽象的な表現があって、それがとても新鮮だった。ネタバレしないように気をつけて文章にすると分けがわからないのだけど、観てみれば僕の伝えようとしていることや、該当するシーンのことがわかる、、、と思う。
 この映画は、本当に“憎い”映画だ。実の心憎い。ストーリーは、ジャズ・ミュージシャンと女優というそれぞれの夢を持つ男女が、お互いに愛し合い、励まし合い、背を押し合うというもの。その間にも様々なことが起きる。結末に至るまでに、「ああ、そんな…」「ああ、そんな!」「ああ、そんな…」と、何度もドキッとさせられる。かと思えば、突然シュールな場面に変わって、思わず吹き出してしまう。観ているものの感情をここまで上下させる映画はなかなか無い。夢に真っ直ぐでいること、恋をすること、がむしゃらに生きること、それらはとても素晴らしく、美しく、人生を輝かせることなのだと思えた。
 そして、もっとも語りたかったことなのだけど、この映画を観た人は、たとえその人がすでに夢を叶えた人でも、夢に迷っている人でも、夢を諦めた人でも、誰でも楽しめてしまうのだ。これが本当に凄いと思う。決して、苦い気持ちにならない。ある人は自分が夢を叶えたことを誇りに思える。ある人は迷いを吹っ切るキッカケを貰える。ある人は夢を諦めたことを寂しさ混じりの懐かしさで振り返られる。もしも、僕が、仕事を続けるか小説家を目指すか迷っていたずっと昔にこの映画に出会っていたら……もしかしたら、この映画は僕の背中を夢に向かって押してくれたんじゃないか……。本気でそう思った。そう考えると寂しさも覚えるけど、この映画はそんな過去も今の自分の一部なんだと教えてくれる。『夢を諦めないこと』、『夢との付き合い方』、『夢より大事なものはあるのか?』、そういったことを、観る人それぞれの経験を思い起こさせながら教えてくれる。
 この映画の結末は、人それぞれで受け取り方が大きく別れると思う。僕はハッピーエンドだと思う。別に、複雑な考証はいらない。最後の最後、二人の表情を見て、ハッピーエンドだと思った。こういう終わり方があってもいい。こういう美しさがあってもいい。そう思える映画だった。これはアカデミー賞最多ノミネートも頷ける。映画館に入る前と出た後でこんなに心境を変えられた映画は無い。万人にお勧めできる、良い作品でした。

 さて、明日仕事が終わったら、さっそくジャズのCD買ったり、ジャズの生演奏が聞ける場所を探したりしてみよう。ジャズってこんなにカッコ良かったんだ!ジャズ最高!!オシャレとか気取ってる音楽と思ってたけど、全然違う。ジャズとはパワーだったんだ!!!
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NoTitle 

ジャズはパワー、ロックは魂、クラシックは精神。
POPは? 生活だ

 

ラ・ラ・ランドの話題が見れて「受賞してタイムリーやなー」とか思ったらこの騒ぎである

一瞬落ち込んだけども世間が注目してくれたならありなのかしら

良かった 

主さんお久しぶりです。アナタのファンです。立ち直ってくれて良かった……そのミュージカルにも限りない感謝を送りたいです。
所詮我々読者に出来ることなんてない訳ですからね…誰かが辛い時にほんとに励ましたり勇気づけたりなんて出来やしない訳です。
それでも、進んでくれると決めてくれたのが何よりも嬉しいです。いつまでも待ってますから末永く宜しくお願いします
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