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オリジナル小説のアイディア

 ←最近、身の回りで起こった怖い出来事 →『逆転裁判』と『ベルセルク』見てきますた
つい最近は……岩に隠れとったのか?って感じで更新が絶賛停滞中です。というのも、オリジナル小説の設定がけっこういいものが出来そうだからです。物書きを趣味にする者として、一度は手がけてみたいオリジナル小説!小説家になろうは実際に書籍化された作品も多いので、「もしかしたら僕も!?」という期待も出来ます。
以下は設定資料と書いてみた冒頭部分。



【世界設定】
時代は2153年、東京シティ。
半世紀前まで経済大国と言われた日本も今ではGDPは五本の指にも入らないが、先端技術とその特許数においては無視できない存在感を放ち続け、世界の進歩に大きく貢献している。
巷には「ザ・ワン」の提案によって人工知能を備えたロボットが増え、人と同じような生活をしている。しかし、ロボットの比率が高まると共にロボットを利用した犯罪が多発。同時期に警察庁が警察省に格上げされたものの、高性能ロボットによる凶悪犯罪は急激な右肩上がりとなり、人間のみの警察力では限界が見え始めた。
そのため、警察省はロボット犯罪を専門に取り扱う「捜査特別課(通称・特課)」を新たに設立することにした。各部署のロボット犯罪の情報・人員を統合し、日本全国を股にかけて捜査を行う一大組織の誕生である。
特課には、優秀な捜査官と高性能ロボットをチームとしてロボット犯罪に対処する「相棒制度(バディロイド)」が導入された。しかし、「ロボットの相棒」に順応できない捜査官が続出。ロボットたちもこの制度を疑問視し、人手不足とロボ手不足に陥ってしまった。

そんな中、新たに特課に配属された期待の若者は、「相棒は自分で選ぶ」と言って資料保存課に走り出す。彼に目を付けられてしまったのは、周りから「本の虫」と呼ばれる読書が趣味の変わり者のロボットだった。
「こんなところで働いていても一生ドラム缶みたいなオンボロボディのままだ。相棒になれば最高性能のボディを国家予算で支給される」と言葉巧みに相棒に誘われた本の虫は、気づけば若者の趣味丸出しの美少女型ロボットとなっていた。

これは、後に伝説となるコンビの物語。



【THE・ONE(ザ・ワン)】
量子コンピュータの超集積体。地球規模でのあらゆる予測を行い、解決策を探るために国際機関によって、2120年に京都に建造された。数百年単位で高精度の予測を行うことができる、「地球シミュレーター」の怪物。
極めて平等な性格をした人工知能を備えており、どの国にも加担することはない。それ故に、ザ・ワンの提案は国際会議において大きな議題となる。
2140年、ザ・ワンが「人間だけの社会では争いが減ることはない。緩衝材が必要だ」という案を提示した。それが世界会議で受諾され、ロボットが人間社会に溶け込むようになり、社会を支える基盤となっていった(ロボットの数はザ・ワンが指定した)。
ある意味、社会で生活するロボットたちの親とも言える存在。しかし、ザ・ワンが提示した数と質を遥かに逸脱したロボットが造られ、犯罪に多用されてしまった。
一話目でこれを狙ったテロを主人公たちが見事に防いだ。最終話において、ザ・ワンにも心が芽生えていたことが判明。自分の予測をわざと曲解して都合のいいように利用する人間に辟易していたが、ロボットに恋したアダムに共感し、イヴが飛ばされた時間と場所を予測し、教えてくれる。ザ・ワンが誰かのために力を使ったのはこれが初めてである。
名前の由来は「唯一神」。実はホモセクシャルの毛がある。


【天樹アダム】
一見すると軽薄そうな青年。容姿は細くまとまっており、鋭い双眸が特徴。
青で統一されたベストとジーパンという20世紀懐古主義(トゥエンティセンチュリースタイル)に身を包んでいるが、持ち前の長身にはよく似合っている。
父親は高名な小説家だった。20世紀のゲームやコミック、ライトノベルの大ファンであり、その筋では有名なコレクターでもある。過去に女性型ロボットに命を助けられた経験があることから、「美少女ロボット」に強い憧れを抱いている。刑事になったのは、「美少女と共に事件を解決する」というシチュエーションを実践してみたかったから。
頭は良くないが動物のように身体能力が高く、また勘が極めて鋭い。昨今では珍しい「足で解決する」タイプの警察官である。とある凶悪ロボット犯罪を解決した実績と本人の熱意を評価され、特課に配属された。ロボットの相棒に苦手意識を持たない稀有な警察官として、相棒制度の有用性を証明したい上層部の期待を一身に寄せている。それを逆手にとってバディロイドの容姿に注文をつけ、美少女ロボットを作らせた。
人工知能は開発が間に合わなかったために簡易版を実装することとなったが、それは嫌だったために警察署の資料保存課で働いていた変わり者のロボットに目をつけ、バディロイドの人工知能とした。
バディロイドを「イヴ」と呼び、彼女を恋人のように扱って楽しんでいる。物語が進むにつれて、本当にイヴに恋をするようになる。
最終話において半壊したイヴの最後の力で助けられる。


【イヴ】
自己の人格・スキルの昇華を追求することに特化した「中期型」と呼ばれる特徴的な人工知能を備えたロボット。中期型は何か特定の物事に没頭して社会に出たがらない「引きこもり」になりやすく、極少数しか製造されず現存数も少ない。しかし、自己研鑽の過程で「心」が芽生える可能性も秘めている。
中期型の特徴ゆえか、読書を強く好む。特に紙媒体の本が好きで、警察の資料保存課に就職した。本好きのあまり住み込みで働いていることから、同僚からは「本の虫」というあだ名を付けられていた。
薄給の図書管理ロボットだったのでボディは製造された当初のドラム缶から手足が生えたようなボディのままであり、本人はそれをコンプレックスに思っていた。「ただで最新のボディを支給される部署がある」という言葉に騙され、美少女バディロイドとしてアダムの相棒となる。
本から得た膨大な知識を蓄積している、まさに「歩く辞書」である。姿形は儚げな美少女にしか見えないボディも中身は高性能の警察用ヒューマノイドであるため、多くの特殊機能を備えている。
初対面で騙されたという最悪のイメージが定着してしまっているため、アダムに対してはいつも不快そうな無表情でぶっきらぼうに対応するが、それに堪える様子もなくいつも馴れ馴れしく接してくるアダムに対していつの間にか処理できない不思議な感情を抱くようになる。
最終話において、アダムを護るために重症を負う。反物質炉の暴走からアダムを守るために「人間保護装置(バディシェル)」を作動し、アダムだけを逃がす。跡形もなく消滅したと思われていたが、ザ・ワンの全力の追跡により、膨大なエネルギーによって生じた次元の歪みから100年前の地中深くにタイムスリップしたことが判明する。なんとか掘り出されたが、耐久年数を越えた時間と地中の圧力で記憶は劣化し、アダムのことも忘れていた。回想をしていくうちに全てを思い出し、アダムのことを思い出し、ハッピーエンドとなる。


【リリス】
元々、アダムの相棒となる予定だった人工知能を実装された、最新型のバディロイド。高性能ロボット犯罪に対抗するために警察省とHRE(ホンダ・ロボ・エレクトロニクス)が共同開発した初の「心と感情を最初から実装したロボット」でもある。
アダムに恋をしており、一度はアダムとイヴの間を引き裂いてアダムのバディロイドとなるものの、テロリストにアダムと一般市民の両方を人質に取られた際にどちらを優先すべきか判断できなくなり、パニックになる。そこをイヴに助けられ、二人の絆の深さに気づいて引き下がった。


【野生のアダムの人工のイヴ(仮タイトル)】
………やあ、人間を見るのは久しぶりだ。本当に久しぶりだ。記録によると最後に人間を見たのは―――ああ、100年も前じゃないか。はは、どうりで記録が劣化しているわけだ。私の耐用年数をとっくに超えているよ。どうして壊れなかったのか自分でも不思議に思うよ。もしかしたら、君に逢うためだったのかもしれないね、人間くん。……おいおい、そんな悲しそうな顔をしないでくれよ。冗談さ、冗談。人工知能がジョークなんて口にしても冗談に聞こえないかな。……そうか、冗談だとわかってくれたか。君が理解の早い人間で嬉しいよ。
え?どうして私がこんなことになっているかを知りたいのかい?ふむ、そうだね。ボケ防止にも丁度いいし、久しぶりに話をしてみるとしようか。長い話になるが、付き合ってくれるかい?

さて、最初に自己紹介をしよう。私は自己学習型自立人工知能で、元の名前は『RLL22396警察省資料保存課所属図書管理ロボット』だ。うん?長ったらしいかい?はは、私もそう思うよ。昔、誰かさんにも同じことを言われたよ。でも安心したまえ。次に名乗るようになった名前は短い。『イヴ』だ。君もそう呼んでくれて構わないよ。

よし。ではまず、私がその名前を名乗ることになったところから話すとしよう。


<第一話・野生のアダム>


「おーい、“本の虫”さんよ。『ロボットに対する性犯罪についての法律大全』を出してくれ」
「……小宮君、君は前にも同じ本を私に頼んだことがあるんだが、覚えているかね?」
「そうだっけか?」
「……君には『記憶領域増加のススメ』を読むことをお薦めするよ」
「おいおい、やめてくれよ。警官が脳を弄るなんて違法手術しちゃ世話ないぜ」
「では、覚える努力をすることだ。ほら、次は忘れるんじゃないぞ」
「サンキュー!」

私は『RLL22396警察省資料保存課所属図書管理ロボット』だ。昔から活字媒体を読むことが好きで、警察の資料保存課に就職した(人工知能の発達に伴って我々にも『人権』なるものが付与され、職業選択の自由がある)。
私のような中期型の人工知能になれば、人間の知能レベルと比べてもなんら遜色は無い。むしろ積層量子コンピュータの実装によって演算処理能力は人間を遙かに凌駕している。
残りの課題は『感情』の完全再現のみだが、状況に応じて演算処理を故意的に乱調させるというのはなかなかに複雑怪奇で、実現にこぎつけるのは苦労しているらしい。今のところはそれっぽい反応をするプログラムで誤魔化している。私としては、処理速度や演算結果の信頼性を低下させるだけの不必要なものにしか思えないというのが正直な感想だ。現在の擬似感情プログラムで充分事足りている。
そういうわけで、合理主義者の私は、一昔前のドラム缶のようなメインフレームにタイヤとマニュピレータがついた合理的な形状のボディを使用している。私がこの世に生を受けた時の簡素で趣きのあるボディのままだ。断じて、給料が低いせいで新しいボディが購入できないわけではない。

「な、なあ。コーヒー飲んでたらさ、本に零しちまったんだ。そしたら字が読めなくなっちまったんだけど、これってなんでだ?」
「……本はインクで書かれているからだ。そんなことも知らないのか、竹花君」
「だってよお、紙媒体なんて今時ここか博物館くらいにしかないんだぜ?」
「いいから、早く返却したまえ。今すぐに」
「そ、それがな?乾かそうと火に近づけたら、あっという間に……」
「……博物館にある本の価値が君の給料の何年分かわかるかね?」
「た、頼むよ!妻子持ちなんだからさ、弁償だけは勘弁してくれよ!」
「始末書を書く準備をした方がいいぞ。残りの弁明は上司のために保存しておきたまえ」

がっくりと肩を落として資料保存室を後にする若い巡査の背中は今にも消えてしまいそうなほど小さかった。だが、彼のしたことを思えば始末書くらいは安いものだ。
彼の言っていたとおり、紙媒体を普通の生活をしている人間が見ることはほとんどなくなった。情報誌もコミックも投影スクリーンで映される昨今、嵩張る本はスペースを無駄にして邪魔なだけということだ。
だが、私は本が好きだ。よく「お前は変な奴だ。読書が趣味のロボなんてお前くらいだ」と揶揄されるが、私の人工知能との相性がいいのだから仕方がない。ページを捲るたびに演算回路が心臓の鼓動のように震えるのだ。人間の感情比喩表現を使うと『ワクワクドキドキ』が当てはまるだろう。一日中本を読むことができ、薄給ではあるが暇な時間の多いこの仕事はまさに天職だった。年がら年中ここにいるので、『本の虫』というあだ名がついたのは必然だろう。ロボットにとって虫(バグ)は天敵なのだが。
そんな私が愛してやまない本がコーヒーでめちゃくちゃにされた上に焼却処分されたとあっては、少しくらいイジワルが許されてもいいだろう。

「巡査が借りた本はすでにデータ化されて久しいものです。別によろしかったのでは?」
「君とはわかりあえそうにないな、PG77H40」
「あなたの価値基準と合一できる人工知能の方が希少ですよ」

同僚も私のことを偏屈者だと思っているようだが、私は自分の価値観を曲げるつもりはない。
データは何度読もうが何年経とうが変わり映えがないが、本は繰り返し読まれ、年季が入れば入るほどに貴重で代えがたい物に思えるようになるのだ。それがわからないのは、彼が演算効率重視型だからだろう。後期型の人工知能はそういうところがつまらない。
反論する気も起きなかったので、私は本を整理するために受付を離れて書庫に向かおうとする。

やけに軽薄な声が背中に投げかけられたのは、その時だった。

「なあ。ここに“本の虫”っているかい?」
「“本の虫”という名前のロボットはいないよ」
「なるほど、お前がそうか。確かにロボットらしくない切り返しだな」

振り返れば、活発そうな若者が受付からこちらに身を乗り出していた。




ここまで。視点はイヴとアダムを交互に描いていく予定。悲しいラストを最初に提示しておくことで読者を惹きつけるという姑息な作戦を使ってみる。
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おk、楽しみにしてる( ̄^ ̄)ゞ

 

>ヒーヌさん
コメント感謝っす!!少しずつ少しずつ練りに練って、良いものを書きたいです!!
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