Her name is Charis! !

Her name is Charis!!』 第三話・後編その1

 ←最近の主のお悩み →『雁夜おじさんが勇者王を召喚して地球がやばい』復活しますた
本当に今更なんだけど、『Her name is Charis!!』に登場する三次創作オリジナルのキャラクターの名前は全て有名な音楽家からとってます。ドイツ人ならドイツ人、イタリア人ならイタリア人の音楽家から。姓名セットにして引用してないからわかりにくいかも。
まあ、全部Wikiからの引用なんだけどね!音楽の授業とかマジメに受けたことなかったし!リコーダーはラーメン屋さんの屋台が鳴らす音なら吹けるよ!アホか!!



第三話・後編その1

大使館での一日目の日【ついでにフラグも幾つか】


♂リヒャルドサイド♂


「BND(ドイツ連邦情報局)は信用ならねえ。特にヒュートミント(情報局第一課)の連中はな。アイツらと組むなんて嫌な予感しかしねえよ」

大柄な彼には窮屈な椅子の中で身体を捩りながら、ブランクが吐き捨てるように小声で愚痴を零した。僕もその意見には同意する。ジャコモ・ダンテ暗殺の失敗はBNDの調査不足が一因になっていることは否めない。作戦後の軍法会議でもBNDが槍玉に挙げられていた。KSKにも「情報部は信用するな」が口癖の上官がいたし、実際に信用した結果が僕の右腕の義手とブランクの負傷に結びついている。

「僕も彼らには含むものがあるが、今回ばかりは協力してもらわないわけにはいかないだろう。社会福祉公社に殺される危険を背負ってカタラーニ博士と直に接触しているのは彼らなんだ。頼むから会議の場で『貴様らは役立たずだ』なんて叫ばないでくれよ」
「わぁってるよ。どうせ俺はこういう堅っ苦しい場は苦手なんだ。こんなふざけた宮殿みたいな部屋は場違いすぎて逆に出ていきたくて仕方ねえくらいだよ。大人しくお前らの話を聞いてるさ」
「そうしてくれ。給仕にバナナはおかわり自由か聞くか?」
「……お前、最近いいキャラになってきたよな。クソガキとお似合いだ」
「お褒めの言葉と受け取っておくよ」

ケッと鼻を鳴らして再び身を捩る。それにつられて僕も思わず体勢を整える。大使館の会議室はまるでサンスーシ宮殿の一室のような荘厳な造形をしていて、質素な作戦室でのブリーフィングが常である僕たち軍人には違和感この上ない。他国の人間に見くびられないための細部にまでこだわった豪奢な作りなのだろうが、この空間にいると狭い作戦室の座り心地の悪いパイプ椅子の硬さがとても心地良かったように思えてくる。背もたれのクッションがグニャグニャとして気持ちが悪い。立ち上がって走り出したくなる衝動に駆られるが、ヒャーリスのためだと思えば我慢できる。
これから行われるブリーフィングでは、イタリアでのカタラーニ博士亡命作戦を円滑に進めるための各機関との情報及び意見交換が行われる。ヒャーリスを創るための義体技術を入手し、以前からカタラーニ博士とも接触を重ねている現地で活動する情報部との意見交流は非常に重要だ。BNDは確かに信用ならないが、僕に妖精を授けるキッカケを与えてくれたことには素直に感謝しよう。

「しっかし遅いな、BNDの奴ら。何かあったのか?これはますます嫌な予感がするぜ」
「まだブリーフィング開始時間にはなってないじゃないか。“15分前行動”が身体に染み付いている僕らとは違うんだよ。彼らは高給取りのお役人なんだ。この会議が終われば移送ルートの確認のために古き良きローマを出歩けるんだから、それまでの辛抱だよ」
「お前はいいよな、デート気分でウキウキできてよ」
「うへへ」
「気持ち悪っ!?」
「冗談だよ」

最近、自分でも性格が変わってきているように感じる。間違いなくヒャーリスの影響に違いない。ヒャーリスという存在が僕の深い部分にまで浸透している実感がして嬉しく思う。

「ところでよ、リヒャルド。聞きたかったんだが、クソガキはどうしてスペイン広場なんかに行きたがったんだ?そんなに有名な観光名所なのか?」
「ああ、そのことか。とても女の子らしい理由だと思うよ。『ローマの休日』を観たことは?」
「知らん」
「そう言うと思った。簡単にいえば『お姫様がお忍びで訪れてジェラートを口にした場所』ってことさ。ジェラートを食べている最中にお姫様は男に声をかけられ、そこからロマン溢れる恋が始まるんだ。女の子の憧れの名所だよ」
「……似合わねえ」
「そう言うと思った」

ヒャーリスがスペイン広場に行きたいと言い出した時は僕も内心で驚いた。たった一夜で車をレースカーのように改造しようとも、中身は年頃の女の子なのだ。そのギャップがまた愛おしさを倍増させる。スペイン広場は施設保護のために飲食禁止にするという法案が近々イタリアの国会に提出されるそうだし、今のうちにヒャーリスにジェラートを食べさせてあげよう。きっと喜んで何十個も食べるに違いない。早いうちにATMで金を卸しておかなければ―――。

「遅くなって申し訳ありません、少尉方!緊急事態が起こったのです!」

ほっぺたに果実の欠片をつけたまま口いっぱいにジェラートを頬張るヒャーリスを想像してホッコリしていると、唐突に会議室の扉が乱暴に開け放たれた。反射的に迎撃の姿勢に身構えた僕たちに、汗だくになった若い男が駆け寄る。通信映像で見たことがある顔だ。彼の後ろからさらに男たちが入室してくる。切迫した面持ちをした彼らの様子が、ただならぬ事態が起きたことを切実に物語っていた。すまない、ヒャーリス。ジェラートはお預けかもしれない。

「ほぅら、見てみろ。嫌な予感が当たったぜ」
「少し黙ってろよ、ブランク。
君はたしかBNDのエージェントだな。カタラーニ博士との接触を担当していたはずだ。緊急事態とはなんだ?何が起きた?」
「は、はい。カタラーニ博士との接触を担当しているカール・アイスラーです。じ、実は、予想だにしないことが立て続けに起きまして……」

そこまで告げて、カールが視線を左右に泳がせる。スーツの首元が汗でジワジワと濡れていくのが見える。明らかに言い辛そうな態度だ。そこまで言うのが憚られるような事態が起きたのかと思わずゴクリと息を呑む。

「カール、事実を明確かつ早急に教えてくれ。僕らは厳しい訓練を受けたプロの軍人だ。理性を捨てて怒ったりしないし、指揮系統が異なる君を責める資格もない」
「は、はい。何が起こったのかと申しますと―――」
「ああ、どうしたんだ?」
「カタラーニ博士がいきなりドイツに行きたくないと心変わりをして、さらに亡命の計画が公社にバレました」
「……あ゛あ゛ん!?」


♀?????サイド♀

「―――了解しました。任務を済ませ次第、戻ります」
「どうしたんです、アルフォドさん?」

本部との秘匿通話を終えたアルフォドは、何時になく険しい目をしていた。俺の問いかけにも反応せず、ギリと唇を噛み締めている。ロレンツォの暗殺任務に何か問題が生じたのだろうか。
アルフォドの様子にただならぬものを感じ、俺は食べかけのマリナーラピッツァを置いて再び問いかける。

「アルフォドさん?」
「……ブリジット。ヴィタントニオ・カタラーニ博士を覚えているか?」
「はい。ビアンキ博士の助手です。私の条件付けにも関わっています。良い人だと思いますが……カタラーニ博士がどうかしたのですか?」

あの若い博士なら、原作に見当たらないキャラクターだったからよく覚えている。アメリカ帰りの見るからに頭の良さそうな元学者で、助手としてビアンキについて回っていた。最近はどこか元気が無さそうだったが、不幸な身の上の義体に関わっていると精神的に追い詰められるのは無理もない。
そういえば、なぜかここ数日間のカタラーニについての記憶が曖昧だ。五国共和国派に撃たれて昏睡した影響だろうか。

「落ち着いて聞いてくれ、ブリジット」

携帯電話を握り締めたアルフォドが、俺の目を真っ直ぐに見つめてくる。怒りと戸惑いを隠そうとしない表情に思わずギョッと目を見開く。アルフォドがここまで感情を露わにするのは珍しい。
驚く俺に、アルフォドは感情を抑えた低い声で告げる。

「カタラーニ博士が公社を裏切ってどこかの国に亡命するという情報が入った。義体についての―――君についての知識と技術を持って、だ」
「えっ!?」

公社の技術者の亡命など、原作にはないイベントだ。俺というイレギュラーの存在によって原作にはない事件が発生したのかもしれない。既知の流れからズレて激しく変化していく原作のストーリーに愕然とする俺を見てショックを受けたと思ったのか、アルフォドが気遣うような表情を見せる。

「大丈夫だ。そういう素振りがあるというだけで彼はまだ亡命していないし、情報の真偽も不明だ。
だが、カタラーニ博士には前々からどこかの国のエージェントとの接触が疑われていた。近いうちに亡命するのは確実と見ていい。ピエリ課長は、全フラテッロの総力を上げて裏切り者の亡命を阻止するようにと命令してきた。スペイン広場でロレンツォを暗殺したらすぐに公社に戻るぞ」

“裏切り者”と蔑むように告げたアルフォドの顔から、彼の怒りの根本が見えた気がした。正義感の強いアルフォドは、自分の利益のために義体の情報を盗もうと―――仲間を売ろうとしているカタラーニが許せないのだろう。俺の印象ではカタラーニはそんなずる賢い人間には見えなかったが、人間は見た目ではわからない。見た目が少女でも中身が男という俺が良い典型例だ。

「博士を暗殺するのですか?」
「場合によっては、だ。博士の知識が義体技術の向上に貢献しているのは確かだ。可能なら連れ戻せと言われた。だが、妨害によって奪還が困難と判断された場合は殺害も構わないとのことだ」
「“妨害”?」

義体による任務遂行が失敗したケースは今のところないはずだ。しかし、アルフォドの口調はきつく引き締められている。今回の任務で想定される妨害がそれほど苛烈だということか。

「アメリカ、ロシア、中国、はたまたフランスかドイツか……まだ亡命先は特定されていないが、相手はすでに義体技術を幾つか入手している節があるそうだ。対義体用の武装や準備をしていてもおかしくはない。……もしかしたら、相手も自前の義体を投入してきたりしてな」
「そんな、まさか」
「そのまさかを祈ろう、ブリジット。今回は厄介な任務になりそうだ」

ドクン、と心臓が大きく震える。
嫌な予感がする。何か、想像もできないようなことが起きるという予感が―――。


♀ヒャーリスサイド♀


スペイン広場に行きたい!あわよくばブリジットのツンデレイベントが見れるかもしれない!ポップコーン食べてるブリジットを眺めながらハァハァしたい!
だというのにMRIで撮った画像を睨んでいるリスト兵曹は首を傾げるばかりで何も言ってこないから、こっちから聞くことにした。

「何か異常は見つかりましたか、リスト兵曹?」
「いいや、まったく。君が言ったような心臓の動悸に繋がる異常は何一つ見つからなかった」
「そうですか。それならいいんですが」

それならそれで早く言ってくれればいいのに。こっちは心配してるんだからさ!
検査服を脱いで放り捨て、さっさと新しい服に着替える。今日は厚手のブラウスとニットカーディガンとプリーツスカートで決めてきた。クリスマスの時期となると南ヨーロッパといえどめっちゃ寒いはずなのだが、義体の身体だからそれほど苦ではないのだ。便利だなあ。そのうち、人類総義体化計画とか発動されそうだ。攻殻機動隊みたいな世界になったりして。

「ヒャーリス、激しい動悸を感じたのは今までに頻繁にあったかい?」
「いいえ、二回だけです。大使館に向かう車の中でと、さっき朝食を食べていた時です」

ケチなゴリラとピザの奪い合いをしている最中、また心臓がバクバクと暴れ始めたのだ。社会福祉公社の前でアルファロメオとすれ違った時の動悸に似た感じだった。すぐに治まったはいいものの、夜中に見た俺の寿命についての資料のことが頭を過ぎって不安になったから、リヒャルドさんたちが情報部とのブリーフィングを始めて暇になったついでにリスト兵曹たちに調べてもらったのだ。
異常が見つからないというのは少しスッキリしないが、まあいいだろう。それに、金属部品が内臓されている俺はMRIに入ると身体の中がブルブル振動して気持ち悪いからあまり入りたくないのだ。こういうところが義体化の弊害だな。

「動悸は私の気のせいってことでいいんでしょうか?」
「一概にそうとも言えない。君の条件付けには交感神経β受容体遮断薬が使用されている。これは交感神経のアドレナリン受容体のうちβ受容体のみに遮断作用をするもので、要するに感情や記憶を抑制する薬なんだが、心臓に大きな影響を与えることも確認されているんだ。元々は心臓病の特効薬として開発されたものだからね」
「は、はあ」

さっっっぱりわからん!ドイツ語でおk!

「ダーパ(米国防総省国防高等研究計画局)が米軍兵士のPTSD(精神的外傷ストレス障害)を抑制するために開発している技術を在独米軍を経由して提供してもらったらしいが、未だ実験段階であることは否めない。君に何らかの異常が生じても不思議はないんだ」

えーと、半分くらい理解できたよ。多分。
俺がポカーンとしていると、リストのオッチャンがショボくれたように肩を落とした。俺の頭の悪さに嘆いてんのか?余計なお世話だ!

「本家の義体はもっと効果と副作用がはっきりしている確実な投薬技術を施されているんだろうが、不完全な技術しか持たない私たちでは君に負担を強いてしまっている。つらい思いをさせてすまない、ヒャーリス」
「いえいえ、滅相もない!兵曹さんたちはとても良くしてくれていますし、私もこんなに元気です!ほら見てください、溢れんばかりに漲るこのパワーを!兵曹にも分けてあげたいくらいですよ!」

俺に呆れたのかと思ったら、ただ単に罪の意識に落ち込んでるだけのようだ。
ショボーンと萎れた草みたいになった兵曹を元気づけるために腕をバタバタと振るって見せる。リヒャルドさん然り、ドイツ人ってのはどいつもこいつも悩みだしたらどこまでも深く悩むようだ。真面目な民族ってのはホントみたいだな。心配されなくても、今の俺は自分の身体に不具合なんぞこれっぽっちも感じていない。これぞドイツの科学力は世界一と言われる由縁だね。ドイツの義体になれてよかったよ。
慌てて元気づけてやった俺を見て兵曹が小さく笑みを見せた。少しは効果があったようだな。

「君は本当に健気だな。ワガママのようで、その実細やかな心遣いを忘れない。ウェーバー少尉が悩むのもわかるよ」
「んぇ?悩む?リヒャルド様が?」

思わずアホみたいに聞き返してしまった。リヒャルドさんには心配をかけないように気を使ってるつもりなんだが。元特殊部隊というわりには胃腸とか弱そうだし。

「少尉はよく、君について私に相談に来るんだ。君が自身の不調や悩みを少尉に隠して一人で抱え込んでやしないかとね。おそらく、君が少尉に弱いところを見せないのが不安なんだろう」

そんなことを兵曹と話していたとは知らなかった。マジメ過ぎるというかシスコン過ぎるというか……リヒャルドさんはホントに心配性だなあ。将来は間違いなくハゲるね。

「Don't fuck with me(ふざけんな)ですよ。無敵のヒャーリスちゃんに弱みがあるなどと思われるのは甚だ心外です。というか、弱いところを見せたほうが不安にさせてしまうのでは?」
「それはそうなんだけどね。でも、何というか男というのは面倒くさい生き物でね……」

言葉尻を濁した兵曹がそっぽを向いて気まずそうに頬を掻く。何が言いたいんだ?ハッキリ言わないと修造に燃やされるぞ!
俺が不思議そうに首を傾げていると、後ろから誰かが肩に手を置いてきた。嗅ぎ慣れた香水と消毒液の匂いがする。振り返れば、ベッケンバウアー伍長が何がおもしろいのかニコニコと笑顔を浮かべていた。この人は俺の洗脳プロセスを担当してる女性技官で、リスト兵曹に遅れて今朝大使館に到着したのだ。

「いい、ヒャーリス?男っていうのは、往々にして女から頼られたがる生き物なのよ。女の子に“自分は強い人間なんだ”ってことを証明しないと安心できないの。特に“特別な女の子”に対してはね。少尉はきっと、あなたにもっと頼って欲しいと思ってるわ」

と言うやいなや、「まあ、貴女には男心なんてわからないかもしれないけど」と苦笑しおった。なんかムカつく。

「ははは。伍長、ヒャーリスに『少尉の気持ちに気付いてやれ』と諭すのは、ヒトラーに人道主義を植え付けるくらい困難だぞ」
「私もそう思います。ウェーバー少尉ももう少し勇気を出して積極的になればいいのに。見ているこっちが焦れったくて仕方がないですよ」
「今でも十分すぎるほどわかりやすく接していると思うがね。惚れた相手が悪かったってことだな」
「……あのー、いったい何のお話をしているので?」

話についていけない俺がワケワカメな顔をしていると、二人とも俺を見て「はぁ~」とでかい溜め息を落とした。人の頭の上で勝手に話をして勝手に呆れるとは失礼な。
つーか、真の男である俺に向かって『男心がわからない』などとは失敬極まりない話だ!そんなのわかりまくりだっつーの!!
むがーっ!と怒りに身を任せて椅子から立ち上がり、二人の認識を改めさせてやるために大声を張り上げる。

「Shut the fuck up(黙りやがれ)です!世の中に義体多しといえど私ほど男心に精通した義体はいません!リヒャルド様の気持ちにくらいとっくに気付いていますとも!」
「えっ!?伝わってたのか!?」
「なんだ、ちゃんと気付いていたのね、ヒャーリス!さすがは私たちが条件付けした女の子よ!それで、少尉は貴女にどんな気持ちを抱いていると思うのかしら!?」

鳩がガトリングを食らったような顔をする兵曹の隣で、変に興奮した伍長がキャアキャアと目を輝かせてる。何をそんなに喜んでいるのかは知らんが、期待に答えてやろうじゃないか!
二人を前に、腰に手を当てて胸を張りながら声高らかに教えてやる。

「リヒャルド様は私を実の妹のように思って下さっています。とてつもない軟弱なシスコン野郎ではありますが、それがリヒャルド様の良いところでもあるのです。妹として、これからも頼りないお兄様のお尻を全力で引っ叩いて一端のドイツ男子に矯正して差し上げる所存です!!」

えっへんとドヤ顔で胸をのけぞらせる。どうだ、まいったか!

「……この娘に『鈍感であれ』という条件付けを施したのは君か?」
「そんな記憶はないのですが……。神よ、ウェーバー少尉にどうぞキューピッドの黄金の矢をお授けください。アーメン」

ついにはお祈りまで始めやがった!わけわからん!


………
……



「厨二武器はいい。心が癒される……ふひひ……」

ガンオイルを染み込ませたパルプウエスでデザートイーグルの銃身を磨きながらニヤニヤする俺は、傍から見れば凄く危ない奴に見えるかもしれない。だが待って欲しい。男の子なら厨二武器に憧れるのは仕方のないことではないだろうか。思わず「重量感あるよな」と言いたくなる重量2キロの剛健かつ巨大なボディにはうっとりせずにはいられない。『忠誠を誓う担当官からの贈り物』というだけでも条件付けされた義体の俺には嬉しいというのに、50口径仕様の大口径拳銃の輝きは厨二心をさらにゾクゾクと刺激しまくる。
あれからリスト兵曹とベッケンバウアー伍長をいくら質問攻めにしても「自分で考えなさい」と理不尽なことしか言われなかったので腹が立っていたのだが、愛するイーグルちゃんを撫でていればそんなことはどうでもよくなった。リヒャルドさんには感謝の言葉しか無い。ああ、イーグルちゃんはかわゆいのう。
てな感じに机に向かってニヨニヨしていたので、自室に向かってくる特徴的な足音に気づいたのはそいつがノックもせずに扉を開け放つ寸前だった。

「ヒャーリスちゃん、いるかしら?マルガレーテよ。失礼するわね」
「えええっ!?」

慌てて拳銃を後手に隠して扉の方を振り返るのと、アウフシュタイナー大佐の娘、マルガレーテが踏み入ってくるのはほぼ同時だった。イーグルちゃんを見られなかったかと恐る恐る表情を伺ってみるが、貼りつけたような微笑みからは察することが出来ない。昨夜遅くまで日本酒をガブガブ呑んでたとは思えない満面の笑みがのっしのっしと近づいてくる。

「あら、ビックリさせちゃったかしら。何事も相手の意表を突くことが肝要だと父に教わっていたものだから、つい」
「で、電撃戦を仕掛ける前にノックをして下さるとありがたいです。心臓に悪いので」

あらごめんなさい、とまったく悪びれてない様子で見下ろしてくる。この女の面の皮は戦車の装甲なみに分厚いに違いない。その装甲板がニンマリと笑みの形に歪む。

「昨夜は貴女がリヒャルドを―――貴女のお兄様を夕食に連れ出したせいで、一度もお話できなかったでしょう?大使館に住む同じ年頃の女同士、話が合うんじゃないかと思って訪ねてみたの。ねえ、よかったら私に貴女のことを聞かせてもらえるかしら?もちろん、聞かせてもらえるわよね?」

なぜだろう。言葉の一つ一つが針みたいにチクチクしてる気がする。言葉の外側でケンカを売られているような感じだ。顔は笑ってるけど目は全然笑ってないし。もしかして、俺ってばメチャクチャ敵視されてる?

「も、もちろん構いませんが、何をお話すればいいのでしょう?」
「そうねぇ。女の子らしく好きなファッションとか食べ物の話でもいいけど、私は何事も核心から入るのが好きなの。まずは貴女とお兄様の関係を知りたいわ。だって、貴方たち二人はちっとも似てないんですもの」

昨夜にグラウン部長から聞き出していただろうに、自分でも確認しないと気が済まないタチなのか。しっかりしてるよ。さすがあの大佐の娘だな。まあ、それくらいならお安い御用だ。義理の妹という設定はドイツを出国する前にしっかり打ち合わせをしているからよく覚えているのだ。

「私は養子ですから。去年に唯一の家族である母を亡くして天涯孤独の身になっていたところをウェーバー家に引き取って頂きました。お兄様を始め、お父様も血の繋がった家族のようにとても良くして下さいます。お兄様はいつも私のことを気にかけて下さいますし、私は大変な幸せ者です」
「ふぅん。ところで、イタリアへの海外赴任に同行したのは貴女の意思なのかしら?」
「はい。お父様は家にほとんど戻らないので一人になるのは寂しいだろうとお兄様が同行を薦めてくださいました」
「へえ、良かったわね。リヒャルドは優しいお兄様なのね」
「はい。自慢の兄です」

ペラペラと淀みなく説明する俺の顔をジロジロ観察していたマルガレーテが「なるほどね」と小さく頷く。納得したか。ならさっさと帰ってくれ。イーグルちゃんを見られやしないかと気が気じゃないんだ。

「よくわかったわ。―――全部嘘だってことがね」
「へっ?」

今こいつなんて言った?
思考を停止して目を白黒させる俺の目の前で、マルガレーテがしてやったりと言わんばかりに唇の端をニヤリと釣り上げる。

「私は駐在武官の娘よ。色々と表沙汰にはならない修羅場もくぐり抜けてきたつもり。他の誰も不思議に思わなくても、私は気付くわ。いつもはすぐに報告を寄越すはずのグラウンが貴女への調査に限って調査してる素振りがないのもおかしいと思ったのよ」

ずい、と鼻先まで顔が近づく。愛想の良い表情を脱ぎ捨てた尋問官の顔をしてる。

「元KSKが駐在武官の補佐として短期間だけ他国に滞在するなんて、絶対に何かある。変な機械もガレージに積み込まれて立入禁止になってるし、貴女の部屋はそのガレージのすぐ近く。不審に思わない方が無理よ。ねえ、ヒャーリス。貴女はいったい何者なの?この国に何をするために来たの?」

やっぱり女の子は鋭いんだなあ。こうして間近で見てみると、ギラギラとキツく引き締まった目元が大佐にそっくりだ。おお、こわいこわい。

「か、考えすぎですよ。お兄様は将来有望なエリートですし、大使館での勤務で経歴に箔を付けることは不思議ではないでしょう?ガレージの機械のことなんて知りませんし、この部屋だってなるべく小さな部屋の方が落ち着くと私がグラウン部長にお願いしたからです。グラウン部長が報告をしないのは、そもそも報告するようなことが見つからないからでは?」
「そう、あくまで白を切るのね。私相手にいい度胸じゃない。もしかして相当な国家機密に関わっていたりして」

ことごとく大正解です!さすが大佐の娘!でもバラすわけには行かないんです!『秘密は守れ』って条件付けがされてるしね!

「だ、だから考えすぎですってば!か、考えても見て下さいよ。仮にマルガレーテさんの予想通り、実はとんでもない秘密作戦にお兄様が関わっていたとしても、私はそれにどう関わっているっていうんです?まさか私がターミネーターみたいな戦闘用サイボーグだなんて言い出しませんよね?ジャパニメーションじゃないんですから」
「……たしかに、それもそうね」
「でしょう!?そうでしょう!?私はこの通り、愉快で可愛い極普通の妹ちゃんです。どうぞお気になさらず、お兄様の攻略に精を出してください!」
「あら、いいのかしら?貴女の愛しいお兄様を奪っちゃうかもしれないわよ?」
「お兄様は少しばかりシスコンの気があるので、妹離れをさせてあげなければならないのです。マルガレーテさんが私のお姉さまになるのなら私もとても嬉しいです。その時は一緒にヴィテルボの温泉に行きましょう」
「……なんかイヤラシイ目付きをしてない?」
「気のせいです。女同士ですよ?」

これは本心です。女の子になったんだからたまにはその恩恵を授かってもバチは当たるまい。美女と一緒に温泉なんて夢のような話だね。マルガレーテならリヒャルドさんとはお似合いだと思うし。
ところで、『担当官を他の女に盗まれる』と考えると無性に不安になるのはやはり条件付けのせいなのだろうか。

「……まあ、いいわ。少なくともリヒャルドと両思いでないことがわかっただけでも良い収穫ね」
「んぇ?リョウオモイ?」
「なんでもないわ、こっちの話よ。今回はこのくらいで勘弁してあげる」

風に揺れる軍旗のように手をヒラヒラと振りながら、電撃戦を仕掛けてきた強襲戦車が帰っていく。後ろ姿もなんだか大佐にそっくりだ。あの親にしてこの娘ありってことか。
二度と来ないでくれ!とその背中に叫びたかったけど怪しまれるから我慢しておこう。マルガレーテは嵐のようなものだと思えばいいのだ。自然現象なんだから、今回みたいにうまく受け流していけば何とかなるだろう。今度からイーグルちゃんをお手入れする時は扉に鍵かけとかないとな。

「一つ忠告しておくわ、ヒャーリス」
「へっ?」

突然振り返ったマルガレーテがまた笑みを浮かべる。勝利を確信したような、いかにも勝気そうな表情だ。

「背中に何を隠したか知らないけど、物騒な硝煙と油の臭いが貴女の服からプンプン臭ってバレバレよ。隠すならもっと上手く隠しなさい。お兄様からの贈り物だとしたら、特にね」
「えっ!?マジですか!?」
「その可愛い反応もわかりやすくてバレバレよ。それじゃ、Auf Wiedersehen(また会いましょう)~♪」
「うぐぐっ」

バタンと扉が閉まるのと同時にイーグルちゃんを枕の下に隠して服の匂いをくんくんと嗅いでみる。ぐわぁ、たしかに鉄臭い。拳銃と同じような、何ともいえないすえた臭いがする。なんということだ、美少女が臭いだなんてことがあってはならないのに!世界の法則が乱れる!
ポイポイと全部脱ぎ捨ててからついでに下着も変えるかどうか悩んでやっぱり変えることにする。リヒャルドさんが苦労して持ってきてくれたおかげで着替えには困らないのだ。こんなにいらないって言ったんだけどなあ。
おや、誰か走ってくるな。この足音からしてリヒャルドさんだな。おお、ちゃんとノックをするとはさすが紳士だぜ。まだ全裸のままだけど、知らない仲じゃないし別にこのままでもいいだろう。

「ヒャーリス、僕だ。入ってもいいかい?大事な話があるんだ」
「ええ、いいですよ。どうぞ」
「ありがとう。ちょっとお邪魔するよ――――って全然良くないじゃないか!?着替え中なら先に言いなさい!」

入ってきた途端に面食らって顔を背ける。一瞬で耳まで真っ赤になりおった。ウブだねえ。そういう反応をされると無性にからかいたくなるんだよねえ。マルガレーテにしつこく質問攻めにされて嫌な気分になってたし、憂さ晴らししてやろう。ふひひ。

「何を言ってるんですか。私の裸ぐらい見慣れたものでしょう。今さら恥ずかしがってどうするんです。ほらほら、Look at me! Hold me!(私を見て!そして抱きしめて!)」
「いいから早く服を着なさい!女の子らしいところもあるじゃないかと人が感心した途端にそれだ!まったく君って奴は……!」

目を瞑ったまま怒ったって威厳もクソッタレもないですよリヒャルドさん。まあ、こういうところがリヒャルドさんのおもしろいところなんだよね。この人といると楽しいし。

「では、私はリヒャルド様に背中を向けて着替えますので、どうぞ勝手に話をしちゃってください。緊急の要件なんでしょう?」
「あ、ああ。そうだった。落ち着いて聞きなさい、ヒャーリス。カタラーニ博士の亡命作戦なんだが、」
「はい」
「今夜、決行するぞ」
「……はい?」

え、ちょっと早すぎやしない?


♂リヒャルドサイド♂


「貴様らは役立たずだ!!!」

会議室に僕の怒声が響き渡り、BNDのエージェントたちが肩を跳ね上がらせる。その情けない反応にさらに怒りの火に油を注がれて、拳で机を殴りつける。

「心変わりをしただと!?そんな馬鹿みたいな理由が認められると思っているのか!ヒュートミントは博士にどんな交渉をしたんだ!?」
「わ、我々にもまったくの寝耳に水な話だったのです、ウェーバー少尉。博士曰く、義体に関わるのは嫌気が差したそうです。何でも『仲間を庇ったはずの心優しい義体の少女の記憶も命令で無残に消してしまった。そんなのはもう堪えられそうにない』だとか……」
「そんな簡単に心変わりをするようなアホで弱っちい学者を亡命させようとしていたのか!?おまけにそれを公社に知られるとは、貴様らは役立たずだ!もう一度言うぞ、貴様らは役立たずだ!!」

隣でブランクが呆れたように溜め息をついた。そういえば僕は彼に何か忠告をしていた気がするが、忘れてしまった。そんなことはもはやどうでもいいことだ。
カタラーニ博士の持っている技術はヒャーリスを延命させる上で非常に重要だった。彼女を生かしている技術が見よう見まねの模倣である以上、いつ何時彼女の体調がおかしくなるかもわからない。その時の有効な医療法も定かではない。いつまでも彼女の命を綱渡りさせておくわけにはいかないのだ。それだというのに、BNDの役立たずどもは全てを台無しにしようとしている。


―――寒い。痛い。寂しい。悲しい。嫌だ、死にたくない。一人で死ぬのは嫌だ。義体になんかなりたくなかった。普通に生きたかった。嫌だ、嫌だ、嫌だ―――ぁ―――……


(ヒャーリス……!)

昨晩の悪夢が、ヒャーリスの悲しい涙が脳裏を過ぎる。噛み締めた唇から血が滲み、握りしめた拳がブルブルと恐怖に震える。あの悪夢が現実になることは絶対に避けなければならない。
熱を振り払うように頭を振って冷静さを無理やり取り戻し、再び正面のBNDの連中に目を向ける。ちょうど目があったカールがギクリと顔を硬直させる。まだ年若い君には悪いが、職務は全うしてもらわなければ困る。

「よし、これからは建設的な意見を交わそう。カール、公社はどこまで気づいている?すでに我が国を特定しているのか?」
「い、いいえ。そこまでは悟られていません。博士の監視は確実に増えていますが、我々のところにまで探りを入れてきてはいません。しかし、時間の問題なのは間違いありません。明日には知られると見てよいでしょう」
「では、博士の亡命の準備はどうだ?まだ不完全なのか?」
「いいえ、最終段階までの準備は出来ています。本人が大使館に訪れて書類にサインをすれば、後はドイツの土を踏むだけです」
「よし、いいぞ」

淀みのない答えに頷く。自信情けな態度の男だったから心許なく思っていたが、僕が考えていた以上にカールは優秀なエージェントのようだ。彼になら任せていいかもしれない。

「カール、博士と接触したい。できれば夕刻までに、だ」
「そ、それは……」
「まさか、すでに大失点を重ねているBNDが出来ないなどとは言わないな?この作戦には中央も関心を寄せていることを忘れたか?それと、博士の移送計画ルートも寄越してくれ。今夜までに頭に叩きこんでおく必要がある」

僕の鋭い進言に、カールのみならずこの部屋にいる全員がざわりと波立つ。急な要求だが、事態はそれほどに逼迫しているのだ。それに、BNDに異議を唱える資格がないことは他ならぬ彼らがよくわかっている。中央の権力の傘を借りるのは嫌気がするが、使えるものは使うべきだ。
カタラーニ博士の亡命に失敗すれば、公社は技術者の亡命に細心の注意を払うようになるだろう。そうなれば、ヒャーリスを助けるための義体技術の入手は絶望的になる。包囲網が完成する前に何としても博士を連れてこなければならない。

「こ、今夜ってどういうことだよ。お前、いったいなに考えてんだ?まさか……」

低い声で恐る恐る問いかけてきたブランクに、僕は決意を込めて答える。

「僕が博士を説得する。博士の亡命作戦は、今夜に決行だ」


………
……



(などと人が真剣に考えていたら、これだよ!)

はぁ、と小さくため息をつく。視界の隅では、こちらに背を向けたヒャーリスが楽しそうに鼻歌を奏でながら着替えをしている。話を聞くに、僕が贈ったデザートイーグルの手入れをしていたら服に臭いが染み付いてしまったらしい。そんなことは気にしないのだが、女の子は嗅覚が男より鋭いというから仕方がないのだろう。
男に全裸を見られても悲鳴一つあげないし、作戦決行が急遽今夜になったと告げても驚かずに逆に喜ぶ始末だ。彼女を心配してリスト兵曹に相談までしているこっちがアホらしくなってくる。
チラ、とヒャーリスに視線を向ける。未だどの服を着るかで迷っている彼女は一糸纏わぬ生まれたままの姿だ。パウダースノーのような純白に彩られた健康的な肢体はとても人工のものとは思えず、我知らずゴクリと唾を嚥下する。ショーツを履くために腰をくねらせる動きは、女豹の筋肉のうねりのようでもあり、母なる大海の小波のようでもある。

(こ、これ以上見ていると目に毒だ)

ヒャーリスは「何度も裸を見ているくせに」と言うが、何度目にしたって心臓を高鳴らせる魅力に満ちているのだから、緊張するのは仕方がない。己の持つ魅惑的な美しさを、彼女は少しも理解していないのだ。それが良いことなのか悪いことなのかはわからないが。

「……僕以外の男に軽々しく裸を見せるんじゃないぞ、ヒャーリス」
「なに当たり前のことを言ってるんですか。私がそんなnympho(淫乱女)に見えますか?変なこと言ってないでちょっと手伝ってくださいよ」
「て、手伝うって、何を?」
「ブラジャーですよ。これは後ろにホックがあるタイプなのですが上手くつけられないんです。まだブラジャーには慣れないもので。ほら、早くしてください。時間がないんでしょう?」
「うっ!?」

ずい、と真っ白な背中が突き出される。その拍子に浮き上がったブラジャーの隙間から張りのある乳房の肌色がチラリと覗いた。促されるままにホックを摘むと、瑞々しい柔肉に指先が当たる。柔らか過ぎず硬過ぎない、いつまでも触っていたくなるフニュフニュとした絶妙の感触だ。
緊張で背中を滝のような汗が伝い落ちていくのがわかる。「僕以外に裸を見せない」という嬉しい答えが頭の中で反響している。ヒャーリスは僕が男だということを念頭に置いた上で誘惑しているのだろうか?それとも、信頼する担当官にちょっとした頼みごとをしたに過ぎないのか?この誘惑に乗るべきなのか?気づかない振りをするべきか?
なんということだ!カタラーニ博士の移送という重要な任務の前に、僕はそれ以上のミッションにぶち当たってしまった!僕はどうすればいいんだ!?ええい、虎穴に入らずんば虎子を得ず!ここは誘惑に乗ってベッドに押し倒すしか……!

「あの、早くしてくれませんか?早くお出かけしたいんですけど」
「……ワカリマシタ」
「なんで泣いてるんです?」

気にしないでください……。


<Her name is Charis!! 第一部一覧>
第一話 前編
第一話 後編
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話 前編
第六話 中編
第六話 後編

<ファッキング☆ガンスリ劇場>
シリアス好き?ひゃあ、ブラウザバックだ!【なんぞこれ】
H&Kさんに怒られても文句は言えない【ガンジーですら助走をつけて殴るレベル】

<Her name is Charis!! 第二部一覧>
第一話
第二話 前編
第二話 後編
第三話 前編
第三話 中編その1
第三話 中編その2
第三話 中編その3


<名状しがたいオマケ的な何か>

ちょっとしたコネタ
ヒャーリスプロフィール
ブリジットはどこに行ったのかを妄想した 前編
ブリジットはどこに行ったのかを妄想した 後編
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~ Comment ~

リヒャルド・・・生きろ 

鈍感とは恐ろしいものだ。
感覚が鈍るということは、それだけ世界から隔絶されていくのだから・・・。

昔の偉い人がいったんじゃないかと妄想してみる。
それにしても、遂に来ましたね。邂逅の時は近いってことですか。
敵の数は多数。突撃強襲から後方支援、特殊作戦群に情報処理のエキスパートのオンパレード。
・・・・あれ?詰んでない?
い、いや、我がヒャーリスなら何とかしてくれるっ!
装甲車(誤字に非ず)でドリフトしながら窓からデザートイーグルの乱射とか!
連れ去るだけ・・・、連れ去るだけならなんとかなる・・・・か?

 

>上条信者さん
感想コメント感謝です!その通り、邂逅の時は間近にまで迫ってきております!
敵はたしかに強力ですが、案ずることなかれ。この三時創作はギャグ作品ですので、大抵がご都合主義で何とかなります。ヒャーリスの改造アウディとアルフォドさんの車のカーチェイスや、公社への潜入イベントも予定しています。ああ、早く書きたいのぅ。

着々とリヒャルドがHENTAIへの道を歩んでる件 

あ、元からか(邪笑
いえまあ自分ももっと酷いHENTAIキャラ書いたりしちゃってますけどね!?

とうとう原作キャラや『彼女』との邂逅の時が迫っていますがどうなる事やら。
まあ壁際に追い詰められてもヒャーリスなら壁に穴開けてでも突破しちゃいそうですけどねwww何という信頼感。

あと彼女ならこんな銃も気に入りそうなので置いていきますね。 っAA-12
散弾をフルオート連射可能でグレネード弾でも撃てますから装甲車もってこられても対抗できますぜHAHAHA。

 

>ゼミルさん
なろうで「ゼミル」でユーザー検索したら見事にヒット!たくさんの小説を書かれてるのでビックリしますた。でもリリなのもISも知らないよぉ……(´;ω;`)ブワッ

リヒャルドは釘宮病ならぬヒャーリス病にかかってしまいました。ガンスリ劇場のアルフォドさんが本編に出てきてしまったような感じです。救いようがないね!原作キャラのトリエラやリコも早く出したいです。楽しみだなぁ!
つーか、AA12の性能が凶悪過ぎるwwwグレネード弾も徹甲弾も撃てるとかすげーwwwww是非ヒャーリスに持たせてみたいです!!ありがとうございます!!
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